iDeCoはサラリーマン時代にやってました。毎月上限の23000円。
当時は、税制面の優遇があるだけで十分。運用益は考えず、定期預金で十分と考えてました。
そして、サラリーマンを辞めたのもあって、iDeCoへの資金投入を止めました。
税制面の利益もなかろうと。
iDeCoは、止めたからといって引き下ろせる訳ではないので、そのまま定期預金のままに。
このままでもよかったのですが、定期預金の運用利回りはほぼ0。
iDeCoは月々コストがかかる金融商品です(これは、もう少し安くしてもいいと思うのだけども)。
定期預金の運用益より月々のコストのが高い。
このままだと、iDeCoでの運用資金が目減りするということ。
どうせ100万円にも満たない運用額なので、そのまま放置でも良かったのですが、、、
コロナ禍の状況で株価が下がっていたこともあって3月頃に、定期預金から外国株式に変更しました。
その推移が以下。

株式にせよ投資信託にせよ、下がったときに購入するのは大事。
このiDeCo運用では、少し読みが当たったということですね。
このまま外国株式のままでもいいのですが、、、
もう、これ定期預金に戻しても、月々の運用コストで引かれようがプラスのまま、受給年齢に達せそうです。
さてどうしたものか?
ま、100万円超えたら定期預金でもいいのかもね。
どうせ大きな金額でもありませんし。下振れしようが上振れしようが、総資産のごく一部と思うとどうでもいい感じ。
今回の記事で言いたいのは、株価(市場)が低いときに買え!ってことではありません。
読みが当たったので、そこそこ儲けが出たよ、と。
その程度の話です。
さて、これを見てiDeCo!と思う人がいるかもしれませんが、、、
個人的にはiDeCoをやるくらいならつみたてNISAをやったほうがいいと思います。
デメリットが大きすぎるんですよね、iDeCoは。
その許容できないデメリットはと言うと。。。
1)特別法人税が今後かかる可能性を否定できない
2)止めてもお金を引き下ろせない(原則60歳まで下ろせない)3)積立をやめても、月々のコストはかかる
4)月々の積立金額に上限がある
今は、確定拠出年金の積立資産は、特別法人税(年1.173%)の課税対象ですが、現在は特別法人税の課税は凍結されています。
これ、もし凍結されていないとなると、1.173%以上の運用益が出ないと赤字運用となるということです。
それでいてiDeCoの金融商品は元本保証ではありません(定期預金を除く)。
怖い怖い。
総じて、国が動いてやるこの手の話は、コスト意識が低すぎる。
要するに高いコストをかけているということ。
余計な仕組みや団体を通して、資金を吸い上げる仕組みが非常に悪手としか言えない。
老後2000万円問題を問題視するなら、その手のコストはかかならないようにするべきです。
2も問題。
20代や30代で運用を始めたとして、毎月上限まで資金を入れていれば、運用益がなくともそれ相応の金額になります。
結婚や子育て、住宅購入等、資金が必要になっても自分のお金にも関わらず下ろすことができません。
年金の仕組みの一環と考えれば、その引き下ろせないことが正しいのではありますが、流動性が皆無というか、使いたいときに使えないというのはデメリットとして大きい。
自分のように、iDeCoの全額所得控除に釣られてやるというのも1つの手だと思います。
ただ、上記の所得控除をメリットと感じない所得程度(低所得は税率が低い)だと、メリットがメリットになりきらない。
運用益でと考えているなら、なおさらで、その場合つみたてNISAで十分でしょうと。
自分の中では、、、
NISA >>>>>>>> つみたてNISA >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> iDeCo
くらい。
まぁ、定年まで頑張って働き倒す!というのなら問題はないのかもしれません。
年齢がすでに50代という方も。
ま、NISAを知っており、また運用している人はそれなりにいるかもしれません。
ただ、普通のサラリーマンでiDeCoまでやっている人は少ないと思います。
やるやらないという以前に、なにそれ?って感じかもしれませんね。
知らないままで十分だと思います。
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- 2020/12/26(土) 14:45:20|
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