●maneoより、以下リンク
「投資家口座資金返金について」ソーシャルレンディングにせよ、不動産クラウドファンディングにせよ、以下のような仕組みがベストでなくてもベターだと考えています。
1)ファンドの劣化部分を少し持ち、事業者自身もリスクと責任を負う
2)デポジット口座への入金が前提ではなく、申込後に振り込みを可とする
3)人気ありファンドの場合、抽選方式も視野に入れるべき
これらがあれば、投資がしやすくなるかなと考えています。
こんな事業者ばかりになればなぁ・・・と。2が結構面倒なんですよね、またクリック合戦によって投資ができなかった場合、1円も利益を上げることができない資金が眠ることになってしまいますから。
今日を含めて投資をしようと考えていると、この辺が改善されないかなと思う事業者も。
おおっと脱線した 笑。
さて、投資をした後の話になりますが、1つ疑問に思っていたことがあります。
もし、投資家たる自分等が、亡くなったり意識不明になったりで、その口座が事実上凍結というか使われなくなった場合は?と。
いくつかのソーシャルレンディングのセミナーで聞いたことがあります。
もし亡くなった場合、デポジット口座に残っている資金はどうなる?
質問に対して事業者から明確な答えが返ってこなかったですね、1社からも。
SBISLのようにデポジット口座を廃し、都度資金を客の口座へ振り込む場合は問題になりえません。
ただ、今の多くの事業者はファンド終了時や入金後、デポジット口座へ資金を入れたままにしています。
ソーシャルレンディングや不動産クラウドファンディングをしているとして、それ、家族がどれほど知っていますか?
亡くなった後、デポジット口座に資金が残っていたとして、気がつけると思いますか?
SBISLのように毎回口座へ資金を入金する事業者以外は、何らの方法でデポジット口座に眠ったままの資金を投資家へ返却する仕組みがあってしかるべきでは?と考えていました。
業界TOPだったmaneoのこの投資家口座資金返却の話は、その疑問への回答になりえるんだと考えています。
これは、ファンドの募集をできていないmaneoおよびmaneoファミリーだから批判的になり得るとしても、他のデポジット口座を持っている事業者は全部やってもいいと思うくらいです。
というのも、私自身身内が亡くなって相続の手続きで、その手間隙に辟易としたことを何回もやってきたから。
身内が亡くなった時、銀行や証券会社なら、通帳や取引明細があるので、銀行に行って手続きができます。
では、ソーシャルレンディングや不動産クラウドファンディングは?
口座開設時のハガキなどがあれば、それも可能でしょうが、何もなければ何1つ送ってもきません。
銀行や証券会社なら、生前に話もあるかもしれません。
ですが、ただでさえ長い名前で分かりづらいソーシャルレンディングや不動産クラウドファンディングの事業者名を普通の会話で出てくるとも思えず。
※半年後くらいに保険の手紙などが送られてきて、そんなものに入っていたのか!?と相続手続きを再開したとか、もう何回も・・・
あぁ、人生半ばで亡くなってしまったよ・・・
で、デポジット口座に何千万円も相続されず眠りっぱなしになってしまったよ・・・
そんなことは皆無とは言い切れないところがあると考えています。
なので、このmaneoの投資家口座資金返金に関しては、へぇ、maneoにしては良い仕組みを考えたものだと思ったものです。
※当初は、何やってんの?。投資家の手間暇ばかりどうこうするより、ファンド募集を再開させるために行動をおこせよ!と思ったのは否定しませんが^^;;
デポジット口座を廃した事業者とmaneoのように投資家口座資金返金以外で、投資家が亡くなったときに返金できる仕組み、相続する側で投資に気がつく仕組みというのを知らなかったりします。
ま、ファンド募集を何1つできずに、デポジット口座から資金を振り込むにしても、客の費用で振り込みするのか!?と言いたくなる気持ちもわからんでもないですけどね。
【今日の1枚】
ぽっぽっぽ~。
寒くても、ぽっぽっぽ~。
鳩はどこにでもいますね。
少しは興味あったと思われた記事なら、ぽちっとお願いします。
にほんブログ村
- 2020/02/12(水) 12:54:20|
- ソーシャルレンディングのお話
-
-
| コメント:0