投資している額にしても、延滞している額にしても、そこそこあるので綺麗さっぱりと離脱できない状況が続きます。
maneoおよびmaneoファミリーに関しては、完了した事業者からは資金を引き上げ、また延滞しているファンドに関わる事業者からは早く処理されないかと監視し続けるといった感じに。
たぶん、5年くらいは全部自分の思ったような投資になるまでは時間がかかるのだろうと考えています。
思えば、2017年末の自分が投資を始めた頃に比べ、新しい事業者が参入してきました。
特に、不動産クラウドファンディングは、ソーシャルレンディングとは違った感想を覚えましたね。
金利は低いけども、そこに不動産が本当にあり具体的かつ自分でも地域を調査するくらいはできるといった面白みも。
もう2年以上前にもなりますが、当時の始めようと考えていた自分にアドバイスを、今の現状を踏まえて言うとするなら・・・
1)1つや2つといった事業者を絞ってでの集中投資は避けるべき
→ 業界TOPのmaneoを過信して、集中投資をしてしまったのは反省点でしたね。悪徳事業者の場合、ファンドすべてを延滞し、サービサーに低価格での売却などもありましたから。事業者の見極めは本当に大事ですね
2)ソーシャルレンディングは、未だ熟れた金融商品ではない。雑所得として総合課税になる場合のデメリットを検討するべき
→ 総合課税となると課税所得によって、税率が変わります。また課税所得が増えることで、健保の費用があがります。概ね300万円前後になるとは思いますが、分配金でそれくらい行く人は、あまり総合課税となる金融商品は投資対象として適していない可能性もあります
3)事業者からのファンド情報発信にもっと注力せよ
→ 始めた当時は、秘匿化されて何処の物件や何処の企業に融資したかなど全然わかりませんでした。今は、多くのファンドにおいて公開しています。その融資先や物件などが、投資先対象として妥当かどうか、少ない知識の中でも吟味していくべき。怪しい、また情報公開がされていないファンドには、投資をしない、そういう決断も必要
4)株や投資信託のような流動性がないことを理解せよ
→ 株や投資信託は、売りたいと考えた時、即日や数日の期間があれば現金化できます。現物不動産やソーシャルレンディング、不動産クラウドファンディングなどでは、売りたいと思っても時間がかかったり、また運用終了を待つ必要があります。急に資金が必要となったとしても、それを直ぐに現金化できないということを肝に銘じなければいけない
それらを理解し、問題ないと判断して投資をすることを、当時の自分に言い聞かせたいですね。
上記の中で一番大きい問題は、2ですね。
1は、無理かも。当時考えていたのは、業界TOPがコケる訳がない。そして業界TOPがコケるといった状況は、その業界全体として問題であり、そんなことは起こらないだろうと。その判断が間違っていたけれども、あれだけ多くの募集をして、特に大きな問題がなかった状況をして、未来を予測しきれなかったのは、当時の自分の力量としか言えず。反省点として、今後、このような考えは危険だったなと、肝に銘じるくらいでしょうか。
2は、後ほど。
3は、これも難しい。当時は秘匿化された情報より、事業者を信じて投資をするかしないかになっていたから。今は違うのだから、せっかく公開された情報があるのだから、それを吟味しなさいと。だから、赤字企業だったり、できたばっかりの合同会社だったり、投資先が適当と思えなかったりすれば、それは投資をしないという選択をするのも。この事業者だから大丈夫だと何も考えずに投資をするといった話もなくもないですが、何事も絶対に無いはありませんから。東証一部上場の会社が倒産することだって、あれだけ勢いがあった企業や経営者が倒産は破産することだって珍しいというほど珍しくもありませんからね。
ことがお金に関わることでもあります。まぁ、余剰資金で多くを毀損しても、大した影響はないから適当に!、というのは、あまり金融知識が伸びないのじゃないかな?と反省を込めて言ってみる 笑
4は、概ね最初から理解していた話。だが、もっとしっかりと理解させたいところ。数ヶ月や半年、途中で解約できないなら待つというのは大した問題にはなりえないかも。ただ、1年の運用期間を超え、2年や3年といった期間ともなれば、そんな先の未来は読めないこともあって、お金が必要となるかもしれない。途中解約できないというのは、株や投資信託に慣れきった投資家からすると不便だな、仕方ないけどという感想をば。ここはもう少し考慮しておけばよかったかなと。
さて、後回しにしていた2だけれども・・・
これがただただ面倒。
メリットとしては、ソーシャルレンディングや不動産クラウドファンディングといった雑所得をして、その絶対額が小さい場合、分離課税20%(所得税15%、地方税5%、厳密には所得税に復興特別所得税がかかります)のがお得になります。
ただ、専業投資家として事業所得にもせず、また他の収入が殆どないのなら300万円をこすような場合、デメリットとなってきます。
税額が同じ程度でも、まず確定申告が必要となります(20万円を越さなければ確定申告は不要)。
分離課税の金融商品しか持っていなければ課税所得はありませんけれども、総合課税となれば別。
一番痛いのは、健保が高いということ。特に国保の場合、課税所得が大きいと膨大な額となります。これが、課税所得が限りなく低いと支払う額も微々たるものです。医者に年がら年中かかる人ならともかく、健康優良児で医者なんんて花粉症くらい!と言っているような人なら、少し納得いかぬ~!となりそうなもんです。
確定申告に関しては、手慣れればとっても簡単。特に今は気軽にeTaxを使えることもあって、あの確定申告の行列に並ぶ必要がない。あれは、あれだけで1日が終わる。昔は、必要な資料を印刷したり、入手したりで結構面倒だった。今は提出不要となったので、気楽といえば気楽だが、やっぱりそうれでも面倒だなぁ~っという気持ちは抑えられず。
サラリーマン時代は、ソーシャルレンディングの確定申告も簡単でした。
なにせ、控除するものは限りなく0でしたから。
今は、他の雑所得となるような活動と共に、ソーシャルレンディングなどの収入も含めていろいろとしなければいけないから。
※それだって1日もあれば全部終わってしまう程度の話ではありますけどね。回数こなせば、去年の申告+α程度で済むので簡単。何事も最初が大変ですね。
さて、2年前の自分、よく聞けよ!と・・・
・あまり大きな金額入れるなよ、まだソーシャルレンディングは未熟な金融商品だ。何があるかわからんからな!
・雑所得して総合課税に含まれるデメリットを重々理解しておけ!
・ボラティリティがないからと選んだお前は、間違っている。ソーシャルレンディングにボラはないけど、延滞という悪魔が潜んでいるんだぞ!
と(あぁ、3番目は実感してなかったなぁ、、、今だからこそ言える 笑)
2年始めるのが遅かったなら・・・
そういうタラレバはいけないのだけれども、タイミングが悪かったなぁ・・・と思わないまでもないといったところでしょうか。
【どうでもいいお酒の話】
ウイスキー業界を騒がせている話。
「サントリー 山崎55年」今日から14日まで抽選販売の申し込みができます。
ちょっと前からウイスキーが高額で取引されているといった話は聞いたこともある人もいるでしょう。
数千万円とか、ありえぬ!笑
そして、この山崎55年。私の年齢より熟成年数が高いこのウイスキーですが、なんと、限定100本で1本300万円!
国内で販売されたどんなウイスキーより高いですよね、、、
応募は結構簡単です。山崎倶楽部に無料の登録をしてから、応募するだけ。
元々登録はしていたので、応募するだけでした。
必要な個人情報を登録して、申込みをぽちっとするだけの簡単なお話。
私も含めて、多くの人はこんなの当たっても、開封して飲めないでしょうね。
我が家には、ニッカの宮城峡蒸留所50周年ボトルの宮城峡がありますが、こんなの普通飲めぬ!たぶん、還暦のときに開けるとか、自分が死んだときに棺にかけてくれとか、そういうレベルで開けれない。
まして、この山崎があたったら、、、墓に一緒に埋めてくれ?といった感じになりそうだ 笑
ボトル1万円くらいのお酒を数ヶ月かけて飲むくらいが自分には適しているけど、ウイスキー蒐集家としての血が騒いでしまった。
えぇ、当たりませんように 笑
【今日の1枚】
大友克洋が好きです。その作品の1つであるAKIRAが大好きです。
なので、AKIRA関係の画集は、見つけ次第購入することが多いですね。
ただ、値段がなぁ・・・。もうちっと安くてもいいと思うよ?1万円は、豪華だけど高いわ~笑
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- 2020/02/05(水) 14:27:37|
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