クリント・イーストウッドが監督のドキュメンタリー映画「リチャード・ジュエル」を観てきました。
以下引用。
■ストーリー
1996年、アメリカ・アトランタで起きた爆破事件。
数千人の命を救ったのは、勇気ある警備員のリチャード・ジュエルだった。
しかし、国家とメディアの陰謀で、彼は容疑者として、顔と実名を世界中に晒されてしまう…。
過熱する報道、FBIの執拗な追求、世論からの誹謗中傷。
しかし、たった一人、彼の無実を信じる無謀な弁護士ワトソンがいた。リチャードとワトソンは、巨大な権力に立ち向かうのだがーー権力、特にマスゴミや国家権力が、調査もちゃんとおこなわず冤罪を起こすということは、少なくありません。
アメリカの場合はいいですよね、気軽とは言えないまでも、ちゃんと弁護士に話を付けて不要なことは喋らず、違法なことをさせないということが確立されているように見えるから(実際に本当にそうかまではわかりませんが)。
主人公たるリチャードは、捕まってから知り合いの弁護士に連絡を取るということを行っています。
もし、日本でいきなり逮捕や取り調べを行われたとき、知り合いの弁護士に連絡というところに発想が及ぶなんてことは殆どないのではないかと思います。
そういう意味では、日本とアメリカではかなり違うな・・・なんて思いながら観てしまいました。
さて、この映画、自分の中の評価としては5点満点中なら4点、100点満点なら75点くらいでしょうか。
映画自体は素晴らしいし面白かったのですが、どうにもこうにも主人公のリチャードに対してもやもやと・・・。
軽い知的障害でも入ってないか?と思っちゃうくらい、そこは、強気でいけよ・・・と思ったり。
とはいえ、素晴らしい行為をして、逆に犯罪扱いされる。
これは遣る瀬無い話ですよね。
日本はもう少し刑法を変更した方がいいんじゃないかな?と思ってます。
人の命や財産を意図して犯すような、殺人や詐欺といった行為には、もう少し厳罰を処してもよかろうと。
死刑にしたって何も浮かばれないというのは、その被害に合われた人が言うならともかく、関係ない第三者が言うべきことではないと。
たとえ、殺人犯の死刑執行がなされ、それが無意味だったとしても、それはそれで1つの区切りにもなろうと。
詐欺も同様。オレオレ詐欺なんて、刑罰が軽いからやるといった一面もあるかと。
一生懸命働いて、子供を育て、そして老後を迎えた老人に、オレオレ詐欺をして資産を奪われる。
その後を考えるなら、もう強制労働でもさせちゃえ!と。蟹工船に乗せてしまうべき!なんて思ったりも。
ドキュメンタリー映画は、それが事実と思えば、なかなか興味深く見ることができるかと。
※思えば、柳田邦男の本を読んだのが、その手の話が好きになったきっかけかな。今思えば、スリーマイル島原発事故の小説は、2~3回繰り返して読んだものです。あれは、かなり面白い。
なお、次は、2月28日から始まる「黒い司法 0%からの奇跡」かな。
これも実話です。
少し待ちですわな。
【今日の1枚】
ぽっぽっぽ~~
建物内に入ってくる鳩を見かけたりします。
人通りが沢山あるようなところでも、ぽっぽっぽ~~です 笑
野生動物なので、餌などを上げることはないですが、写真を撮らせていただきました。
ぽっぽっぽ~~ 笑
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- 2020/01/24(金) 21:43:54|
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