ソーシャルレンディングの肝でしょうけれども、以下のようなファンドには投資をしない。
それを備忘録じゃないけれども、箇条書きにしていこうと思う。
1)融資先の経営状態がよくない
今は、ログインすれば投資家への限定している情報を見ることができる事業者やファンドが増えました。
総資産が少ない、利益がないか赤字のような融資先の場合、そして多額の融資を行うなら、それ相応の利回りがあり、また短期間出ない限り投資はしません。
その投資をする際も、投資ではなく、投機という考えで多額にすることなく、小さい額で投資するのみ。
基本的にこの手のファンドには、投資をしません。
2)海外へのファンド
今の海外の市場はバブルが弾ける直前と考えている節があります。
これ以上あがる可能性よりも、高止まりで停滞、またはこれから大きく下がると。
問題が発生したとき、海外の融資先の場合、バックられたら終わり。
それを追い詰めるフォローもできずに泣き寝入りになりかねないと思うのなら、やるべきではないかなと。
そう、ガイアファンディングで懲りたのですよ。
そもそも為替変動があること1つとっても、適していないと考える次第。
利回りよくても、為替が逆の方向に動けば、利益なんて飛んでしまいます故。
3)クリック合戦となるファンド
アホらしいと思い始めているので。
時間になって、ぴったり申し込みをしても、申込みが満額でできなかったときの徒労感は、結構あるんですよね。
1分どころか、30秒くらい持ってくれそうなファンドならともかく。
1~2秒でもうダメ!ともなるファンドは、最初から投資する気にもなれません。
4)投資上限額が小さいファンド
10万円が上限?なにそれ?何がしたいの?
と考えています。
例えば募集額2000万円のファンドがあったとして、10万円で上限200人にという考えはわかりますが、私としてはそんなもの興味がありません。
10万円で5%で12ヶ月運用のファンド、税を引かれたら年間約4000円の受け取りです。
そんなものに時間をかける意義を見いだせないということです。
資産が1000万円や2000万円あったのなら?それ、100回や200回も繰り返すの?
無いですね。
あまりに人気があるのなら、1口100万円で抽選方式で20口にした方が納得がいくというもの。
あまりに上限が低いファンドしか出さないような事業者なら、自ずと離れていくかな。
5)利回りが低すぎるファンド
利回りが3%以下のファンドって、リスクだけ負っているような気がします。
ソーシャルレンディング全体で考えた場合、それは主にmaneoとmaneoファミリーが悪いのですが(他にもみんクレやラキバンも)、延滞やデフォルト率が小さくありません。
その事業者は1度も延滞もデフォルトも起こしたことがないとか、延滞やデフォルトは発生したけど速やかに資金は改修できているとか言ったところで、次のファンドが問題ないことを保証されることにはなりえません。
どうせリスクを負って投資をするのなら、最低限必要と思われる利回りが必要ではと思う次第。
本来なら5%を!と言いたいところではありますが、最低でも3.5%くらいは欲しい。
こういう条件をつけると、Fundsのファンドは殆ど全部対象外になってしまうかもしれませんけれども。
6)長期間に渡るファンド
投資効率を考えるのなら、12ヶ月前後(±6ヶ月)くらいを考えています。
長期を厭う理由は、世界的に暴落が発生したとき、そこに投入する資金を確保したいため。
リーマンショック級の暴落があったとして、え?ファンドが終わるのはまだまだ先の24ヶ月後!とか・・・嫌です。
リーマンショック級の暴落があったなら、その暴落の下がどの地点で分かるかわかりかねるところはありますが、それでも半年~1年くらいは自分の中で様子見となると考えています。
事実、リーマンショックの時は、1年くらいで十分底になったろうと、資金を捻り出して投資をしたのは懐かしい思い出。
資金がないからと、資金はあっても判断付かないと指を加えて見ているにしても、まったく違います故。
資金はあっても投資はできないというポジションでいたいということです。
徐々にどころではなく、余剰資金が貯まっていき、既に8桁。
生活防衛費というには高額になりすぎています。
ですが、上記のような基準を設けていくと、ソーシャルレンディングにせよ、不動産クラウドファンディングにせよ、投資ができない。
自分の都合だけで書くなら・・・
・先着方式ではなく、抽選方式にしてほしい
・上限額を設けるにしても、あまりに小さい額にはしてほしくない
の2点ですね。
上記のような稀有な要望を持っている人は多くはないと思いますので、私の投資先としてのソーシャルレンディングや不動産クラウドファンディングの位置付けはかなり軽く、どうでもよいと思うくらいになっています。
結局、世界市場が今後どのように動くか?ということだと考えています。
そこに不安を感じている時点で、暴落を予想しています。そしてその暴落のときに、指を加えて何もできないというそんな状況になりたくないというのが、根底にあるのだと。
ま、数年投資をしなくても、その延滞やデフォルトを考えるに、maneoとmaneoファミリーは良い反面教師となりました。
たかだか5%やそこらのファンドで、延滞しまくり。馬鹿なの?死ぬの?って言いたいですね。
ま、そこから反省しつつ、過度なリスクを負ってまで投資をしないようにしたほうがいいと思うところ。
【今日の1枚】
わんわんぉ!
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- 2019/10/23(水) 15:38:16|
- ソーシャルレンディングのお話
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| コメント:2
けむけむさん
お世話になります。
ソフトバンクの社債を買っていた私としては、
3%以下のソーシャルの金利はばかみたいですね。
もうだいぶ現金化して現在ソーシャルの投資額は2000万
以前の半分、
あと半年で1500万まで減らします。
キャッシュは利付国債で0.5%の利子で十分です。
大事なのは減らさないこと。
ソーシャルで増やすことを考えると気がついたら
自爆に巻き込まれてますね。
SBIも投資効率がすごく悪いために、
ディベロッパーズローンファンドのみにしました。
不動産担保ローン事業者ファンドは、本当に
投資効率が悪い。すぐに早期償還される。
たぶん不動産担保ローン事業者ファンドで十分お金が集まりますから
Neoで集めても、不動産担保ローン事業者ファンドでリファイナンスできますね。
何のために、ソーシャルに投資するのか?そもそも投資して増やす必要は
あるのでしょうか?たぶん投資病に侵されていると思いますね。
私は、クラウドバンクとSBIで十分ですね。
10万で3%利子は税引き一年で2400円です。競馬の複勝1.3倍1万円で同じ投資効率です。
この辺は遊びの領域ですね。
ソーシャルに熱くなることなく、お互いにやけどをしたので冷めた目でちょうどいいと思います。
保証付きが大丈夫、samuraiがmaneoと同じことをやったらどうなるでしょうね。
maneoの悪いわ奴らも何も無いようにまだいます。
形を変えて生き残る。そして同じことをやる。
我々がもう一度同じことをやったら愚か者になりますね。
- 2019/10/23(水) 21:11:08 |
- URL |
- あっちゃん #QfqnYgC6
- [ 編集 ]
> あっちゃんさん
なかなかソーシャルレンディングは簡単じゃありませんよね。
そもそも論なんですが、法が整備されていないから、問題がある事業者が多かった。
今となって冷静に見れば、あやふやな投資はしなかったと思いますが、いけいけでしたから。
だからこそ、今は慎重にいきたいですね。
もう一度、同じことをしない。
これは、投資に限った話ではありませんが、そうしたいものですね
- 2019/10/24(木) 20:42:49 |
- URL |
- けむけむ #-
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