約9000万円、そして被弾約3200万円の現在、ソーシャルレンディングへの投資額を半減させるべく行動しています。
ですので、新しい事業者やファンドが出たところで、興味すら持たないものも多く。
CREAL、クラウドバンク、FundsとSBISLと事業者を限定しているのもあります。
以前とは違い、各事業者はファンドの詳細として融資先などが提示されることが多くなってきました。
ただ、蓋を開いてみたら、やっぱり微妙。
この事業者なら大丈夫そうだなんてものは、maneoでの体験でうんざり。
そう、事業者選びも大事ではありますが、そのファンドの融資対象にも言及したい。
ファンドの担保評価が甘ければ、そのLTVが低かろうと意味をなしません。
1億円の評価をして9000万円募集する!といったファンドがあろうが、その評価はガバガバで実際には5000万円しか価値はなかっというなら、デフォルトをして買い叩かれ3000万円くらいしか戻ってこないなら3分の1になってしまうということを意味します。
100万円投資したよ、デフォルトして約33万円になってしまったよ・・・ということは十分にありえるということになります。
良くも悪くも不動産担保の場合、その不動産の価値をどのように見るかということになるかと。
例えば、よく神奈川県川崎市の物件をしてファンドが組成されることがあります。
川崎というと湾岸の川崎区をイメージしてしまいますが、麻生区や多摩区といった内陸の山の方といった場所もあります。
ファンド募集時、川崎市とだけ表記してあっても、イメージと異なる場所であることも。
そ、そんな山奥の僻地の物件だったのか!と。
これは、匿名化の弊害であったと共に、これからの情報公開をしてなくなりつつあると言ったところでしょうか。
例えば、川崎市とのみ表記されて実際のところどんな土地や物件が分からないファンドと、川崎市麻生区XXXXXといった本当に具体的に物件が紹介されているファンドとでは、判断基準がまったくことなってくるということ。
不動産担保ローンファンドを見て思うは、もし予定通りに事業が成り立たなかった場合、その土地や物件は速やかに相応の額で売却できるかどうか?ということ。
東京の中央区や港区の物件なら、少なくとも担保の毀損はあっても、売却はそこまで難しくなかろうと。
逆に十分な担保価値はあっても、田舎の僻地では売却までに時間がかかることもありそうだとも。
その土地の価値、流動性、そもそも担保価値の評価の妥当性など、個人で調べることには限界はあっても、それなりに確認することもできます。
少なくとも、自分が確認した上で、十分投資対象となりえると判断したなら、それが間違った判断で損失を被ることになったとしても、それこそ自己責任の範疇です。問題になりえません。
逆に言うなら、どこかよくわからない企業や物件の場合、私は投資対象としなくなってきています。
ノンリコースローンで、そのために作られた会社をして失敗すれば切り離すだけ。
そんなもの、投資家だけがリスクを負うことになって、馬鹿らしいとの判断をしているから。
そもそも、ソーシャルレンディングなんてそんなものなんです。
とはいえ、匿名化解除をしていろいろと判断できるファンドも増えてきました。
多くはありません。ですが、これがいい!
と、前置きがとっても長くなってしまいましたが、リスクを相応に持つソーシャルレンディングの場合、一気に大きく投資をするリスクは小さくありません。
被弾額が約3200万円の私が言うと、ちょっとは説得力があるでしょうか?笑
あくまでもソーシャルレンディングや不動産クラウドファンディングへの関わり方は、メインではなくサブ、または総資産に対する一部とするべきだと思います。
絶対額が大きくなく、また全額毀損しても、数年も働けば取り返せるというのなら、フルポジションでもいいかと思います。
ですが、退職金や生活費や教育資金など必要かつ大きな資産をして、それを全てソーシャルレンディングや不動産クラウドファンディングに投資というのは、少々危険。
すくなくとも、法が整備されておらず、まだ魑魅魍魎が跋扈している金融商品ということは認識しておいたほうがいいと。
※そうではない事業者が増えてきてはいるとは思っていますけれども
まだまだ一部事業者のファンドは非常に人気があります。
常にクリック合戦をして、なかなか投資ができないといったことは、少なくないどころか人気ある事業者の場合、ほぼ全てではないかと。
資産に余裕あって、お金を遊ばせているのも・・・と思う個人は少なくない数いると思います。金余りが多いのですよ、本当に。
募集額が1億円やそこらでは、すぐに埋まるからこそのクリック合戦です。
投資ができなければ不満がたまるのは間違いなく、それがあまりにも長期に渡って投資できないなら、もうそんな事業者が募集するファンドなんてどうでもいい、と思う人も少なからずいるかと。
そういう意味では、投資額の上限の設定および、抽選方式というのは、悪くない手だと思いつつあります。
資金を引き上げている最中で、そこまでがっついて投資をする必要がない。
抽選で外れるならそれはそれでいいし、また、上限が設定されていることでゆっくりと投資ができる。
そう考えが変わってきているため。
そう、maneoおよびmaneoファミリーがひどい状況になる前のガツガツの頃なら、、、
クリック合戦に常に参戦し、多ければ8桁に及ぶ資金を1つのファンドに投入。
それでいて、常にフルポジションで、がっつがっつとソーシャルレンディングにのめり込んでいたなら、話は違いました。
ソーシャルレンディングや不動産クラウドファンディングは、メインで大きな資金をフルポジションで持つには耐えうる投資先と見做せなくなった。
それだけ心境が変わったということ。
もう少しがっちがちに法で縛られても、それでも投資家が安全と判断できる、詐欺や甘い審査のもとやらかすような輩が出てこない、そんな環境が整うことを望んでいます。
【今日の1枚】
ペルシャ絨毯たるギャッベは、現在合計6枚保有しています。
先日紹介した柘榴のルリバフは、引っ越し前の準備として購入したものですが、このランドマークのギャッベ(カシュクリ)は、店頭で見ていいなと思って購入した品です。お値段6桁で、ちょっとお高めでしたが、洋間にちょうどいいかな?と。
私は知らなかったのですが、マツコの知らない世界で紹介されたギャッベに似た図柄だったようです。
赤が映えて、またシンプルな図柄も気に入ってます。
なお、本ブログの自画像(?)は、このギャッベから抜粋した部分を使っていたりします^^

※小汚い部屋の写真は、ちょっとみっともなかったので、削除しました 笑。汚部屋は消毒だ!
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- 2019/06/30(日) 13:50:46|
- ソーシャルレンディングのお話
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| コメント:2
けむけむさん
お世話になります。
結論から言うと
①投資する必要のない人は投資しない勇気が必要
②我々が何を言おうが欲が良識を書き消す愚かなものが多数いる
③それを含めて個人の勝手
大きなお世話と言うことです。
私も8桁の損害をだしながらいまだに2000万ソーシャルに投資してます。
理由は1つ雑所得の損益相殺のためです。なければこんな愚かなことはしません。
SBIとクラウドバンクとクラウドクレジット、LCレンディングです。
理由は事業者自体の倒産がないと思っているだけです。
SBIでわかったことは、事業者がしっかりしても、貸し出し先が詐欺をした場合は防げないということです。
今は就労してますので負けは取り返せますのでソーシャルはしますが、退職したらもうソーシャルはしないでしょう。馬鹿馬鹿しい世界だからです。
マネオをぼろくそに言うブロガーがマネオに投資するこの世の中、みなバカなのか私には理解できません。
マネオはなくなってほしいと思います。
人は自分勝手でそれを信じて後悔することは、人生で多く経験します。
私のなかで新しいソーシャルの事業者への投資は、あり得ないですね。
また、痛い目に会うでしょう。
担保、場所ほとんど意味がないですね。詐欺の定義は人を騙すことです。
書いていること自体嘘であったソーシャルから学ばないようです。
なら何故ソーシャルに投資するか、ギャンブルと同じです。後数年事故がなければ勝ち逃げできるからです。
けむけむさん
この世界に信じれることはないと思います。早く卒業することですね。
積み立てNISAとlDeCoだけで十分です。そこが本当の投資する価値のある場所ですよ。
今更言うまでもないでしょうが。
- 2019/06/30(日) 17:12:45 |
- URL |
- あっちゃん #HfMzn2gY
- [ 編集 ]
> あっちゃん さん
法整備をして、譲渡所得や配当所得になれば。。。
少なくともソーシャルレンディングはやる必要性はかなり下がるでしょうね。
相殺が他の金融商品とできるよう、法がそちらに向かうことを望みつつ(あまり期待できませんが
つみたてNISAにしてもiDeCoにしても、現状どんな金融商品が選べないことと、そもそも金額が小さすぎて興味は低いです。
通常のNISAとiDeCoはしていますけれども。
2000万円必要だ!というのなら、その2000万円まで税率を大きく下げるといったことをしてもいいとは思うのですが。
もっと資金が市場に回るのなら、、、どうでしょうかね。
- 2019/06/30(日) 18:28:13 |
- URL |
- けむけむ #-
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