いくつかのセミナーを受講したことがあります。
事業者の担当が説明することのいくつかに・・・
・1ヶ月や2ヶ月等の短期間で資金の需要があった場合
・金融系事業者における資金集め
これらは、なかなか銀行が貸してくれないという話を聞いて、そんなものかと思ったものです。
また、
・銀行のシニアローンに加えて、メザニンローンとしてリスクを承知で資金集め
・資金が急いで必要
といった理由も。
これも、そんなものかと思ったものです。
そう、思っただけ。
匿名化が解除されていない時点では、それ以上の情報がなく事業者の言うとおりの話を信じて投資を継続してきました。
とうとうSBISLも匿名化解除の指針より、情報公開をはじめました。
非常に限定的な部分もあり、なかなか投資判断に十分とは言えないまでも、まずは公開されたことを良しとするべきと考えています。
ただ、この程度の情報公開で終わりとなるなら、困ります。
そのような情報公開レベルのファンドで延滞が発生しようものなら、投資家の不満というか、投資を控えようと考える層が増えていくのではないかと。
これからも、可能な限り多くの情報の開示をお願いしたいと考えています。
※maneoは、もう情報公開できるレベルではないのでしょう。そろそろ5月も終わりになりますが、未だ方針すら出てきていません。オーナーズブックも、未だ非公開です。大丈夫というならそれでいいです。私は非公開のファンドには絶対に投資をしないだけ。
あらためて、今回匿名化解除によって新しく組成されたファンド「SBISL不動産担保ローン事業者ファンドNeo 1号」ですが、先日の記事で半々と書きましたが投資はしませんでした。
同じことを書くことになってしまうのですが、リスクとリターンを考えると、無理して投資をするまでもない。そもそも2500万円以上SBISLに投資をしている自分の場合、十分多く資金を投入しているので。
情報開示によって貸借対照表や損益計算書を見ると、相応のリスクがあることがわかります。
匿名化が解除される前は、6.5%や7.0%といった利回りの高さと、運用期間くらいしか確認取れませんでした。
その利回りの裏にあるリスクを定量化するまでもなく、今まで致命的なトラブルもなかったSBISLなら大丈夫だろうと。
情報公開によって、事業者を信じて行っていた投資を、ファンド個々の情報を吟味して投資をする、そのように変わりつつあります。
大きな利回りを提示するだけで、あとは、黙って俺たちを信じてくれ!、長期にわたる実績もあるんだ!!
というのは、なかなか通用しなくなりつつある。
そんな過渡期であると思います。
何が言いたいかというと、、、
事業者を信じて投資というアヤフヤなものから、そのファンドの詳細情報をして投資の判断を決断する。
それは、良い傾向だと思う次第です。
情報公開によって、どれもこれもリスクあるな~っと思って投資ができなくなる可能性もあります。
たかだか5~7%程度の利回りのファンドが延滞によって長期にわたって資金を凍結され、さらに大きな毀損につながるリスクを考えるなら。
上記をリスクとして考えて投資ができなくなるのは、それはそれで仕方なかろうと。
その事業者が安全そうだなんてものは、投資活動としてはかなりアヤフヤと言わざるを得ません。
詳細を出せば出したで、投資を敬遠するような層が出てくるなら、事業者側は情報公開に二の足を踏むかと。
1つ言いたいのは、そんなアヤフヤなものでも、何十億円や何百億円の資金が集まっているということです。
本来あるべきは、法を整備して、投資に耐えうる環境を早急かつしっかりとしてほしいと。
そう、金融庁、仕事しろ!※それができないのなら、そもそも2種のような仕組みをして、ソーシャルレンディングなんて許可するべきではなかったと
最後に
いつまでたっても、投資環境が整わないなら、そんな金融商品からは離脱することが限りなく正解ということを言わざるを得ません。
【今日の1枚】
先日、秋葉原のヒーローズというステーキ屋に行ってきました。
お腹が空いていたこともあって、トリプルコンボ!(ハンバーク、チキン、ステーキ)を頼んだのはいいのですが・・・
さすがに量が多すぎた。途中、結構きつく・・・
※量が多いのが分かっていたので、ご飯は抜きで注文(値段は変わらないけどね^^;
感想としては、ハンバーグステーキ定食でよかったかな?と。
チキンとステーキは普通といえば普通。
ハンバーグは美味しゅうございました。
にしても、平日のお昼を避けたのに、お客様がいっぱい。
秋葉原界隈には、多くのステーキ屋があります。
ちょっと出張れば行けるところなので、ちょっと秋葉原や御徒町、御茶ノ水界隈のステーキ屋めぐりでもしてみようかな?笑
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- 2019/05/21(火) 16:23:02|
- ソーシャルレンディングのお話
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| コメント:4
けむけむさん
お世話になります。
最近ブロガーが宣伝する新規の不動産ファンドの会社も親会社は、そんなもんです。
いわゆるジャンク債を発行する会社と考えれば納得しますね。
ハイイールド債の利回りと一緒ですよ。今考えればハイイールド債をETFで
もつべきでしたね。
今は、今後発生するであろうデフォルトに関して、損益通算するためにソーシャルを続けてます。
それが終われば、オールキャシュで淡々と老後を過ごすだけです。
私は、新たなソーシャル会社には投資してません。またやったら本当のバカですね。詐欺と言う犯罪SBISLでもおきてます。
ソーシャルの会社がたとえ東証一部でも貸し出し先が騙す会社、持ち逃げしたら結果は同じです。匿名を解除しても詐欺なら意味がないですね。
もう狂った世界にいるのです。リーマンが来たら皆壊滅的な打撃を食らうでしょうね。私は、半分飛んでもびくともしない額まで落とします。SBISLしか信じませんね。少なくとも全損はないでしょうから。
SBISLの不動産ファンドは、貸し出し先の貸金業にも返済義務があります。
これが、他のソーシャル会社とは違います。
まあ、何処に投資しようが好きにしたらですよね。我等が何を言おうが、欲のか溜まりの投資家から金が集まります。ランキングなんて意味のないことを平気で書くブロガーもいます。皆金儲けのため、書くネタのためにやってます。それに騙される。
終わりがありません。
徐々にですが、
株と債権の世界に帰ります。
- 2019/05/21(火) 19:43:12 |
- URL |
- あっちゃん #HfMzn2gY
- [ 編集 ]
> あっちゃん さん
本日、業界TOPの証券会社のセミナーに行ってきました。
米中貿易戦争の話や、これから伸びると思われる個別株(日本株や米国株)の話を聞いて、私の負うべきリスクはやっぱり個別株のがいいなと。
少なくとも分離課税となっており税制面でいろいろと楽なこと、また上場会社の情報公開の確かさを考えると、ソーシャルレンディングがあまりにきついと思う次第。
既に口座開設しているソーシャルレンディングや不動産クラウドファンディング以外に広げるつもりはありません。
また、口座があるからといって投資をするつもりもありません。
十分吟味した上でファンドが投資に適しているということでなければ、資金を引き上げキャッシュで保有するのが一番いいだろうと考えが変わりつつあります。
- 2019/05/21(火) 19:49:39 |
- URL |
- けむけむ #-
- [ 編集 ]
今さら気付いても手遅れですね。
残念ながら、中身をよく知らず業界最大手ということだけで大金を突っ込むと悲惨な目に合うことを自ら証明しています。
- 2019/05/21(火) 20:29:28 |
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- 読者 #-
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> 読者 さん
おっしゃる通りです。本当にそう思います。
どんな場合でも業界1位という立場の場合、大丈夫だと過信したのが間違いです。本当に反省するべき話だと思います。
少々安直に投資に走りました。
業界1位であること、そして当時は殆ど延滞もデフォルトも発生していないこと、これに完全に勘違いしてしまったということだと思います。
反省するべきは、やっぱり安易な儲け話はないということと、内容も吟味せずに投資をしてしまったこと。
すべてにおいて多く言えると思っていますが、問題が発生してから、その問題点を理解&把握する・・・
間違いなく悪手ですね!
反省しつつ、同じようなことをしないよう、今後の投資には気をつけたいと考えています^^;
- 2019/05/21(火) 21:24:02 |
- URL |
- けむけむ #-
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