利回りが6%前後、税引き後5%前後での運用を想定していました。
最悪でも被弾率が5%を想定していたので、単年度で考えてもマイナスにならない運用になるとも。
ですが、被弾率が約8%ある現在、見込みが甘かったと考えています。
実際被弾したからといって、その全額がデフォルトになることはありません。
ですが、怪しい事業者や多く失敗したファンドなら、30%程度しか戻ってこないことを考えた方がいいかと。
※この30%は、ラッキーバンクを参考に。さすがにみんクレと同等の限りなく詐欺行為に近いグレーの業者の結果を参考は無いと考えているため。
全金融資産から生活防衛費や将来使う目減りしてはいけない資金を除いた余剰資金をして、どこまでソーシャルレンディングに資金を投入できるか。
まず、被弾率を見積もる必要があると思います。
5%を想定していましたが、これは少々甘かった。
今の匿名化の状況においては、被弾したファンドと被弾しなかったファンドにそこまで大きな違いはありません。
投資先が分からないファンドに大して資金を入れ、たまたま被弾しなかった、ちょっとした差で被弾してしまった。。。
どっちもあり得るでしょう。
今のご時世だと、利回りの高さに振り回されて20%くらい被弾している人もいるかと思います。
ここで考えるは、以下となります。
・想定最大被弾率
・デフォルトによる元本毀損率
・ソーシャルレンディング運用額
・毀損最大許容額
ここは、個々の投資家ごとにパラメータの値は変わってくるかと思います。
高利回りを追求し、被弾率を根性で避ける!という人もいれば、Fundsのように低利回りだけれども安心度が違う!事業者のファンドに投資をするという人もいるでしょう。
その塩梅は、各自で検討してくれればと思うところです。
ソーシャルレンディング運用額☓想定最大被弾率☓デフォルトによる元本毀損率 ≦ 毀損最大許容額上記式を満たなさいなら、見直しが必要です。
ちなみ私の場合は、
・想定最大被弾率:20%
・デフォルトによる元本毀損率:30%
・ソーシャルレンディング運用額:8700万円
・毀損最大許容額:1000万円
8700万円☓20%☓30% → 522万円
毀損最大許容額1000万円の半分程度なので大丈夫、、、本当か?!
上記は既存する資金の面からだけで、結局それってマイナス運用もありえるでしょう?ということになります。
単年度のプラス運用を想定して考えてみると、
ソーシャルレンディング運用利回り ≧ 想定最大被弾率☓デフォルトによる元本毀損率となるようにならないと意味がありません。
ソーシャルレンディング運用利回り:6.25%(税引き後5%を目標にしたいため)
6% ≧ 20%☓30% = 6%
となるので問題はありません、、、本当か!?
これは、想定した話で、実際の運用とは異なります。
約720万円被弾しており、約8%の被弾率です。6%想定だったけれども想定通りにならず。ダメダメですね。
また、長年運用をしてきて利益を出している人もいます。
単年度で考えるのではなく、今までのソーシャルレンディング全体の運用で考えるということです。
その場合、その利益が利益であるうちなら問題ない、マイナスにならなければ勝ちに。
ですが、利益が削られマイナスになる前に、危なそうと判断したら資金を回収するなり撤退はしたいところです。
最後に
そもそもマイナス運用を想定して運用する愚か者はいません。
とはいえ、投資の世界ですから、マイナスとなることも想定し、どこまで資産の毀損を許容できるかを考えておかないと不味いかと。
また、現在の被弾率を見て、どこが問題だったのか、これからこの被弾率を下げるためにどのような投資を行っていくべきか、そういうことも別途必要と思う次第です。
実際には、その事業者の実績や業績、またファンド別の情報の解析をして、問題ないと判断の下、本当に問題なく運用が想定通りに行われているか、、、常にフィードバックをして検証しつつ投資をしていく必要があるんだろうと。
~~ おまけ ~~
個別株や投資信託の場合、常にマイナス(含み損)の可能性があります。
世界的に市場が暴落した時、資産が含み損で半減するということも珍しくもありません。
ソーシャルレンディングや不動産クラウドファンディングの場合、延滞やデフォルトが発生しないのなら、マイナスとなることはありえません。
ですが、現状、その延滞がごくごく普通に発生している・・・まして、法の隙間というか不備をついて悪徳業者が蔓延っている状況です。
延滞やデフォルトに右往左往するのではなく、そもそも投入している資金は多すぎないか?と考えてみるのもいいかもしれません。
なお、被弾率や元本毀損率なんて、あくまでも想定の割合でしかありません。
これが想定以上悪化した場合、いとも簡単に許容額を超える可能性があるということを念頭においておきたいところですね。
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- 2019/03/13(水) 14:40:00|
- ソーシャルレンディングのお話
-
-
| コメント:2
けむけむさま
何度もお邪魔します。
そもそもリスクやリターンは、
計算できます。
株、債権、オールナティブすべて
歴史があるからです。
一方ソーシャルの会社への
出資は、債権に考えた方が分かりやすいですが、
ジャンク債になります。
ソウトバンク債でも格付けは、
不適格社債で、5年以内にデフォルトが
5~10%です。
よって、マネオファミリーや LCでも
それ以下ですので、10~20%は最低でもあるでしょう。
でもこれは、詐欺とかがないデフォルトです。
いわんや❗️詐欺などで毎年10%と考えると割に合わないことになります。
株は損失でなく、確定して初めて損失です。でも、10~20年で考える投資です。問題は、ソーシャルにも当てはまるか?ということです。
ブロガーは、新興のソーシャル会社をさも安全のように唄い、その根拠は示せません。
私は、極端にいうとSBIしかないと思ってます。でも被爆しました。
私もSBIの中でも分散したが被爆。
トントンの結果です。
この結果、ソーシャルは基本的にSBIのみ資産の1割ぐらいにすることにしました。
ソーシャル会社の分散は、地雷を自分で踏みに行くことを意味します。
私がソーシャルを続ける理由は、確定申告して損を取り戻すためだけです。
ラッキーバンクの損失も確定で損失の15%を戻しました。ラッキーからの返金と過去のもうけで、3割の棄損で済みました。他のソーシャルの棄損も今年や来年そうやって戻す予定です。
それが終わったら、ソーシャルを卒業ですね。
- 2019/03/13(水) 16:53:57 |
- URL |
- あっちゃん #HfMzn2gY
- [ 編集 ]
> あっちゃん さん
そもそもソーシャルレンディングや不動産クラウドファンディングは、新しい投資手法です。
maneo本体やSBISLは、長年大きなデフォルトもなく運用されていた実績がありました。
デフォルトがないということを大きく宣伝し、資金を集めている事業者もいます。
リスクが低めだろうと考えて、資金を投入した人も多くいたと思います。
さて、株ですが、私が下手くそなのもありますが、株取引が数社しかしていなかった時に、1社倒産、もう1社は親会社に吸収合併で上場廃止(買取価格が私が購入したときより数割低かった)ということを経験しています。
ソーシャルレンディングなんて比にならないくらいの被弾率 苦笑
かなり個別株投資が下手くそです。
ソーシャルレンディングは、被弾覚悟で行う、リスキーな投資手法ということを理解しているつもりです。
ですが私自身少々甘いのかな?と思っているところもあります。
特に投入額が小さくないので、甘い認識が致命的に近い問題となる可能性もあると考えています。
金融資産とは別に不動産資産も保有しています。
最悪金融資産が30%程度に目減りしていも、自宅を売却すれば行きていくことは可能です。そうならないようにはしたいですが。
ただ、、、
撤収して余剰資金が大きくできたときその資金を運用する先が見えていません。
そこが小さくない問題として残っています。
- 2019/03/13(水) 17:42:27 |
- URL |
- けむけむ #RaJW5m0Q
- [ 編集 ]