トラストレンディングの問題を見ていると、いくつか思うところがなくもなく。
1)高利回りの事業者は、ほぼ全滅になりつつある。利回りが10%を超えてばかりのファンドがある点で、選択から除外したほうがいいのか?
2)セミナーや社長自らが全面にでて来ない事業者は、やはり危ないのか?
3)元役人や略歴が素晴らしい人がいるからといって、安心できる保証に全くなりえてなくないか?
ハイリスク・ハイリターンということ以前に、今回のトラストレンディングや、みんクレやラキバンのように最初から投資家に向き合っておらず、法の隙間をついて詐欺的行為になる事業者の可能性が低くないように見えます。
投資は自己責任ではあるのですが、流石に法を逸脱するような事業者については、それは違うと思うところ。
どうするの?金融庁?
というのが感想ではあります。
無能集団である金融庁は、現行の法を無理やり適応した結果、意味のない制限を多く設け、そして借りて保護の名の元、今回の件も含め詐欺的行為を多く多発させた責任があると思うのですよね。
ハイリスク・ミドルリターンですらなく、ひたすらリスクしかない、そんなことが普通に発生しつつあります。
また被弾したよ、半分は戻ってくるといいな、、デフォルトの報告に慣れきってしまった・・・
そんな感想をお持ちの個人投資家が増えてきている昨今、これまったくもって健全じゃありません。
早く法整備を!!!声高に言いたいのは。
その結果、淘汰された事業者が倒産しようが、むしろ倒産してくれ!と思うところすらあります。
当然、元本の戻しを全部してから!
被弾額、約720万円の私の場合、トラストレンディングへの投資を行っていなかったこともあり、被弾額は増えていません。
ですが、多くをmaneoおよびmaneoファミリーに投資をしているので、これからも増えていくことはあっても減ることはありえません。被弾しているファンドが無事に済むとも思えません。
2018年にはいった時点でソーシャルレンディングから撤退できていない人の多くは、被弾しているでしょう。
そして、少なくない事業者において、問題が多発している状況です。
多くを投資していない、殆ど被弾していない、そんな方々は、本気でソーシャルレンディングという投資から撤退した方がいいのでは?と思えるくらい問題ある投資手法になりつつ、いやなってしまった感があります。
さて、今はいろんなブログなどで、声高に不動産クラウドファンディングが大丈夫そうだ!という流れになっています。
大丈夫の根拠を見直し、本当に問題がないのか、実績や情報公開を元に精査しないと、そんなはずではなかった!ということにもなりかねないと思います。
この事業者なら安全だ!
情報公開をして、嘘偽りがなさそうだ!
と、それらを自分で精査して投資をしていかないと、納得して投資ができなくなりつつ。
なお、私の場合、上記を踏まえた上で、主に以下の事業者への投資を行っていく考えてです
・CREAL:不動産クラウドファンディングをして、ファンドの物件の詳細情報を公開し、また鑑定も行われている
・SBISL:デフォルトの後の対応がすばやく、また相応の額が戻ってきたこと評価。また大型ファンドが多く、実績の面からも信用に耐えうるとの判断
・クラウドバンク:第一種金融商品取引業者であることを重要視していること、また比較的短期間で自分の投資戦略に合うこと
・LCレンディング:ファンドの組成を見て。
ソーシャルレンディングや不動産クラウドファンディングにおいて勝つためには、自分が信じられる事業者をして、そこに集中投資することなんだろうと思うところです。
その信頼は、自分自身が判断の上で決めていきたく、人の意見やおすすめ情報などは、その判断の1つの参考程度にしたいですね。損をして人の性にするのは、格好悪いと思っているだけに(得をしても人の性にはしませんしね)。
【今日の1枚】
荒川をサイクリング中に見えたスカイツリーを撮った1枚。
これから徐々に暖かくなってきます。荒川や多摩川、また沿岸部をサイクリングして、嫌なことは頭から削除してしまうのがいいのかもしれません^^;
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- 2019/02/23(土) 19:05:22|
- ソーシャルレンディングのお話
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”無能集団の金融庁”
まったく同感です。 匿名組合契約の制度は借り手側が集めた金を自由にやりたい放題使えるので、借り手が不正を働く確信犯の場合には防ぎようがありません。集めた投資金をポンジースキームで先の投資家に廻しながら、荒稼ぎした金をマネーロンダリングで隠して、最後はファンドをつぶして逃げてしまうという構図です。不正運用の証拠を投資家側が掴めない以上、悪徳業者に重い罰を与えるのは難しいです。もし有罪で刑務所に入っても、出てきてから隠し金で悠々と生活できるなどと考える輩が多すぎます。金融庁がやるべきことは、①参入ハードルを高く厳格に審査する、②投資家保護の観点を優先的に制度を変える、不正を働いた業者の刑事罰を重くする、などなど。投資家(金持ち)に対する嫉妬心の多い日本の国民性からはなかなか進まないと感じますが。
- 2019/02/25(月) 09:00:13 |
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- Toshi #-
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> Toshi さん
金融庁、私が無能と思ったのは大きく3点。
1)軽減税率が終わりNISAが始まったこと
2)NISAの恒久化が行われず、またつみたてNISAをしてかなり投資先の制限をつけたこと
3)ソーシャルレンディングの匿名化や複数投資先など、現行法を無理やり当てはめて、新しい法の整備を怠っていること
特に3番め、投資家保護を蔑ろにして、借り手保護で大きな問題が発生しているにもかかわらず、遅々として対策が立てられていないこと。頭足りない官庁のNo1と思う次第。
頭の良い馬鹿集団、そんな感想しか覚えませんね。
※少なくとも同じ問題が発生しないような法整備、そして厳罰化、早くそうなって欲しいと思う次第です
- 2019/02/25(月) 12:51:45 |
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- けむけむ #-
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