現在約720万円被弾していますが、これらの決着は1つもない状況です。
このぐらいの金額になると、利回り5%、税引き後約4%のファンドで運用することを想定したなら、毎月の分配金2.4万円相当に影響します。
延滞約720万円が問題なく運用されていたなら、毎月2.4万円の分配金があったということです。
延滞自体に思うは、非常にがっかりだ!ということです。
何に?
事業者と自分にです。
私自身、かなり投資に失敗してきた経緯があります。
個別株しかり、投資信託しかりです。
今回、ソーシャルレンディングでも失敗したなというのが感想です。
思うことがあるとするなら、、、
1)maneoファミリーはmaneoマーケットが十分な管理や支援を行っていなかった。むしろ手数料を取りつつ、運用に対する管理は何一つしてこなかった疑惑があるくらい。maneoが長年築いてきた信用の元、maneoファミリーに安直に投資してしまった
2)過去にデフォルトがないということで今もこれからもソーシャルレンディングが安全と誤認してしまった。そもそも利回りが5%以上つくソーシャルレンディングにおいて、セミナーで事業者の担当が言うことを鵜呑みにしてしまい、リスクに対する認識が非常に甘かった
3)業界1位ならまず間違いなく、またそこがコケるなら、その判断を行った自分が愚かすぎる。という判断の元に投資を始めた。まさに愚かすぎた
4)ノンリコースローンや担保評価など、ソーシャルレンディングに対する知識が限りになく低かった
ということでしょうか。
maneoマーケットが各社をmaneoファミリーに加える際の審査基準、またその後の管理や指導、支援などがあまりに貧弱すぎた。これは、人の所為にしたがる理由の最大たるもの。でも、これ自分が悪い(苦笑
更にノンリコースローンや担保評価に対する無知が酷かった。事業者側がそう評価したなら、その評価で間違いなく、またこれまでそれで問題なく運用されてきていた。ノンリコースローンを延滞が発生するまで全くと言っていいほど理解していなかった。責任範囲限定されているなら、甘い審査の上で、無理な投資が行われるリスクを理解していなかったことを意味したのだと。
投資の損失を人の所為にするのは、自分がやることを全てやってからにしたいと考えています。
※詐欺など法に反することは除く
延滞によって少なくない資産を凍結された訳ですが、勉強不足すぎたなというのが率直な感想です。
これからも大なり小なり、この延滞問題は続くでしょう。特にmaneoファミリーにおいては。
事業者とファンドを選び延滞を避けて運用につなげていきたいところですね。
最後に。
ソーシャルレンディングにおいて、その投資先の秘匿化が問題となっています。
多くの人が被弾している状況ですが、結局上記秘匿化によってファンドを個別に判断できなかった結果もあると考えています。
ソーシャルレンディングに投資をしている人には、被弾してない、被弾しているけど少しだけとおっしゃる人がいると思いますが、それ運が良かった面があると考えています。上場会社だから、その系列だから、そのソーシャルレンディング事業者は安全とおっしゃる人はいますが、上場会社に投資をしてその会社が倒産した経験がある私からすると、それを鵜呑みにしたら個別株で損をする人は誰もいなくなるのでは?と思ってしまいます。
※上場会社の倒産だって珍しくもありません。
寧ろ上場会社の業績が良いのなら、その会社の個別株を購入した方がいいのでは?とも思っています。
株の方が流動性がよく、また申告分離課税でもあるため。
※短期に大きく利益を上げる可能性もありますが、逆もしかり。ボラティリティが高いのもあるので、個別株は人を選びそうですが。
サイコロを振って1が出たら延滞、3以下なら延滞、6以外は延滞、、、
現在の秘匿化されたソーシャルレンディングに投資をする限り、事業者やファンドを選ぶことで被弾の割合を下げることは可能なのではないかな?と考えています。ですが、被弾自体を完全に避けることができる根拠がありません。運が良かった面もあるのではないか?というのは、そういうことから考えている次第です。
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- 2019/01/15(火) 11:44:40|
- ソーシャルレンディングのお話
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| コメント:2
けむけむさんのお気持ちお察しします。
私もSL初めて半年足らずで470万円被弾です。融資先秘匿の問題もありますが、最大の問題はやはり運営元の事業者の不誠実な管理ではないかと思います。グリフラとクラウドリースはほぼ全案件が同時に期失となりました。何のために案件の分散投資しているのか全く意味がありません。このようないい加減な状況からみると個別案件ごとの分別管理は全くされず、後の案件の投資金を前の案件の配当・償還に廻す自転車操業状態で、それが回りきらなくなった時に全案件が同時に破たんするようなイメージではないかと疑います。それが意図的に破綻を覚悟でやられているなら詐欺的(ポンジースキーム)ファンドということになります。悪徳経営者はうまい汁を吸って、責任逃れをして最悪は会社を破産させて逃げてしまえばやり得です。 匿名契約方式のファンド設立はもっと参入条件を厳しくして、運用結果を監視して、投資家をきちんと保護できる仕組みに変える事が必須だと思います。金融庁の責任重大。
- 2019/01/15(火) 23:24:29 |
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- Toshi #-
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> Toshi さん
FXでも結構問題があって、法整備が進められました。
ソーシャルレンディングも同様です。すでに、みんクレやラキバンのような問題が発生しており、そしてmaneoファミリーの期失も多く。
法整備が待ったなし!といったところと考えています。
にしても、監督省庁の動きが鈍い。
やる気あるの?と問いたいくらいです。
- 2019/01/16(水) 18:06:55 |
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- けむけむ #-
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