今年1戸マンションを売却しましたが、中古で安く購入した場合でもない限り、なかなか購入時より高く売れるものでもありません。
ここ数年の首都圏のマンション価格の上昇は、都内の物件でなくても高く推移しています。
ディベロッパーが強気なんだよな、というのが感想ではありますが、オリンピックまで持たないんじゃないかな?と思っているところもあります。
まして、新築マンションの場合、その購入価格より高くなるなんてかなりレアです。
駅前の一等地で、地域のランドマークとなるような物件とか、億を超えるがとてつもなく利便性や設備等々が素晴らしい物件など、そういうのがたまたま上がるくらいといった認識で間違いとも言い切れないくらい、新築マンションの価格が上がることはもうないと思っています。
これが数年、いや4年以上前なら市場が上る前ですから、今の時点でプラスマイナス0、ちょっと立地がよければプラスとなる物件も珍しくないと思っています。
売却した新築マンションは、実質2年くらいしか住みませんでしたが、500万円ほどマイナスで売却しました。
ほとんど寝て帰るだけだった3LDK(75m^2)でしたから、そもそも部屋はただのダンボール部屋(引っ越しの片付けが結局全部終わらなかった)ばかりで、リビングくらいしか使ってませんでしたから。売却した若夫婦にはすっごくきれいですね!と喜ばれたのは、幸いだったのかもしれません。
この物件、4000万円弱で購入して3000万円ちょっとで売却となりましたが、もし賃貸で出すとすると15万円程度らしいとのこと。ちゃんと鑑定を受けて、市場調査もした結果ではありますが、安いのか高いのか、なんとも微妙な感じ。
15万円☓12ヶ月→180万円。賃貸に回せば、いろいろと経費や税等を引けば25年~30年くらいでペイできる感じ。
ん、ないね!と思った次第です。
サラリーマンしながら、管理なんかしたくもなかったので業者に委託すると10%くらいコストがかかるので、もっと利回りがよろしくないでしょう。
中古で安く、そして客付けがよい部屋でなければ、マンションなんてやってはいけないものだと思っています。
そして最低でも10%以上の利回りがなければ、リスクだけ負うことになるとも。
逆に言うなら、ちょっと古くても利便性がよく、客付けがよい部屋が相応の値段で出てきた場合は?
これは、ありだと思っています。
それが不動産クラウドファンディングなんだろうと思っている節もあります。
自分でやるには手間暇もかかれば、費用も大きくなる。不動産クラウドファンディングなら、1万円から行えるし面倒な手続きは不要。
そう思うなら自分でやるよりリスクを小さく、そして手軽にできるな!と思う次第です。
不動産クラウドファンディングのファンドを見て、その物件が適当かどうか?ということを判断するにあたって、やっぱり自分の足で現地に行き、そして相場観を活かせるためにも、個別不動産のアンテナは立てていきたいですね。
マンションのモデルルームなんか素晴らしくきれいで話を聞くだけでも面白いですから。
まぁ、買いたいけど、買えないという結果にしかなりません。
そもそも、投資をしたいのなら新築マンションはありえないと考えています。
築浅の10年前後、そして利便性がよく、1区画の値段がそこまでしないもの。
そういう案件が運良く見つかるとも思えませんし、事業化してまで動くのも面倒にしかなりませんし。
たまに出てくる都内の駅近のマンションのモデルルーム巡りくらいしか、それも年数回くらいしかやらなさそうです。
でも、たまにそういうのを見て、相場観を維持するのは面白いと思ってもいます。
せめて5年前の相場に戻れば、手を出すこともありえたのですが・・・^^;
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- 2018/12/30(日) 14:31:07|
- マンションの話
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| コメント:2
こんにちは。
いろいろと考えているな~と感心します。
でもその考えだと物件がわからないSBIに1000万円は投資し過ぎの気もしますが。
- 2018/12/30(日) 17:43:04 |
- URL |
- きむち #-
- [ 編集 ]
> きむち さん
考えていると言うより、趣味の一環が昇華した感じでしょうか。
リーマンショック後に大きく目減りしていた資産が、アベノミクスで倍増したとき、お金だけあっても仕方ないと考えました。
その後、何か有意義にお金を使おうと考えた時、マンション購入に至りました。その時に見たモデルルームは、延べ20くらいあったかもしれません。
2戸も新築マンションを購入したのは、ちょっとばかしやりすぎ(1億円以上使いました あはは)でしたが、1戸売却して1億円弱の金融資産とマンション1戸となっています。1億円+1戸の目標はなかなか近いようでいて遠いです。ただ、使いすぎた感もなくもないですけど、マンションに詳しくなったのはよかったと反省も後悔もしていません。マンション売買なんてそうそうできることでもありませんですし、いい経験になったと思っています。
さて、SBISLへの1000万円の件。私もそう思います。今月の25日の株式市場の下落の際、種銭がない!と嘆いたのはつい先日です。
せめて半分くらいでよかったのかな?と思う半面、どのみち関係省庁の秘匿化解除は早くても3月Endだろうと思っただけに、資金を眠らせるのもどうかと思って、今のところ一番信用できるSBISLに投入してしまいました。えぇ、やりすぎでした@@;;
もっと冷静に投資はしたいものですが、ただ、そこまで悪いとも思っていない自分もいます。
約9000万円の金融資産をどこにどの程度投入するか、生活防衛費を除いた余剰金をどこまで投資せずに置いておくか、これがなかなか難しく。
どうせ失敗しても半分は戻ってくるだろう?と思うと、ついついやりすぎてしまうのが自分の投資へのスタンスで、それが不味い点なんだと思っているところです^^;
- 2018/12/30(日) 20:26:48 |
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- けむけむ #RaJW5m0Q
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