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けむけむの投資日記

所得控除目的のiDeco。さて、いくらくらいが妥当か?

2号の自分の場合、上限は月額23,000円でした。
小さいく投資をしても仕方ないので、上限ぎりぎりまで投資をしています。
将来、専業投資家という名の自営業または引きこもりになる場合、1号になります。
この1号の上限は、国民年金基金等へ拠出していなければ、月額68,000円が上限です。

この上限は上限でしかありません。
何も68,000円か0円かという訳でもなく、自分で拠出額を決めればいい。

現在の株価が不安定な状況では、株式の投資信託を選ぶ必要もないでしょう。
元本保証の定期預金で十分です。
将来、今の下落より株価に割安感を感じた場合、掛け金の先を変更すればいいだけ。

ただ、定期預金の場合、0.01%だったり。ただただ預けるだけ、金利を期待するのは不毛というもの。
毎月23,000円を拠出して、所得控除に!という考えでいいのですが、iDecoの場合、手数料がかかります。

よくネット証券で手数料無料!と謳っていますが、これは証券会社側の運営管理手数料が無料こと0円であるということだけ。
国民年金基金連合会には、月々103円かかりますし、信託銀行にも64円かかります。合わせて167円ですね。
23,000円の0.01%というと23円、、、じゃない、約2円。
23,000円毎月拠出して、165円の赤字ということになります。
また、最初の加入時にも2,777円が国民年金基金連合会に支払いますから、定期預金だけで黒字になるのは、ありえません。
相場が下落して定期預金にあずけていた資金を株式の投資信託に預けようと思うまでは、上記赤字が継続されることになります。

ただ、ご存知の通り、このiDeco全額所得控除の対象となります。
普通のサラリーマンをしている場合、所得税率は10~23%くらいが多いでしょうか。
控除が多くて税を支払っていない人なら別ですが、上記10~23%を考えたとき、拠出額の10~23%分に当たる税金が還付されることになります(サラリーマンは悲しいことに天引きですから・・・)。月々の拠出額が23,000円の場合、10%の場合でも2,300円の節税効果があるので、毎月165円が赤字になっても十分プラスです。

このように拠出額が大きい、そして所得課税額が大きい人ほど効果が大きいということです。

合法的に節税を行うことは問題ありません。
なので、なるべく大きい金額を入れたいところではありますが、このiDecoの給付開始は早くても60歳からです。
今の年齢から長い期間を拘束され下ろして自由に使えない資金となります。
ここは、その割合を考えたいところです。
毎月4万円なら年間48万円。5万円で60万円。上限の68,000円なら816,000円にもなります。
上限まで拠出したなら、10年で800余万円。12年で約1000万円です。ちょっと大きいですね。

控除が大きい額になるので、メリットを大きく感じることもなくもないですが、専業投資家となって年間あまりに多くの金額を拠出するとメリットよりデメリットが大きく感じそうなところもあります。手続きをすべてネット上で簡単にできればいいのですが、手続きがかなり面倒だったりするので特に。
仕組みを簡略化しつつ、手数料も無料とするくらいにしてもらわないと広がらないと思うんですよね。面倒は罪です。


専業投資家となって1号となった場合、4~5万円くらいが妥当かな?と考えています。
また、相場が大きく下落した場合、日経平均なら18,000円以下、NYダウも18,000円以下となったとき、外国株式や国内株式、またはバランス型など定期預金から投資信託に変更するのもありだろうと考えています。


最後に。
iDeco?知らなかった、やってみようかな?と思っている人に一言。
無理してする必要はないと思います。むしろソーシャルレンディングや不動産クラウドファンディングで手堅いファンドを選択して投資したほうが確実だと思いますよ?と言うかな。私の場合、最初からなかったことにできるのなら、なしにしたいくらいです。iDecoで選ぶことができるファンドが手堅すぎるので面白く感じないから。もっと自由に選ばせて!と思う半面、あまり投資に興味もなければ詳しくない人には、これがいいのだろうと思うところも。

現在、国内債券と国内REITを除くとここ1年では全部マイナスリターンです。株式なんて10%以上マイナスだったりしますし。
相場が読みきれずボラが大きく、乱高下する状況なら定期預金がいいよ~っと(苦笑。それを投資と言うのは憚られるところですが^^;
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  1. 2018/12/28(金) 20:25:18|
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コメント

そうですか?
むしろソーシャルレンディングに投資するなら
黙ってアメリカ株のEFFに入れておいたほうが良いかと。
目先ではなく20年後には総資産にけっこうな差が出ると思います。
  1. 2018/12/28(金) 21:22:20 |
  2. URL |
  3. 名無しさん #-
  4. [ 編集 ]

> ななしさん

最初にですが、なんでもいいので、次回以降は固定ハンドル入力でお願いします^^

さて本題ですが。
2~3年前からNYダウは上がりすぎていると感じていました。特に中国とべったりだった時期において、中国は遠くない未来で間違いなく暴落するとの考えがあったこともあり、NYダウに投資したいと考えていなかった次第です。なので、2年前からiDecoを始めた時期よりずっと定期預金です。結果的に20,000円にも満たなかったNYダウは最大24,000円まで上がるのを見て、私の予想が大いに外れたと思っていた次第です。ただ、ここ1ヶ月の相場でそこまで外れていなかったのだろうと思うところもあります。

さて、今の20,000円のNYダウを見て、今後従来のように上がっていくのか?と考えたとき、2~3年、最悪5年くらい低迷が続くのだろうと考えています。
だからこそ敢えて下落気味の相場に参入することはしないほうがいいと考えている次第。
もし、これが再び大きく上がるようなら、また予想がはずれたよ・・・の問題です。
ですが、記事でも書いたとおり18,000円を下げたとき、これは株式に資金を投入も十分ありだと考えています。

長期で20年や30年を見たとき、仰ることもっともだと思っていますが、これから先数年、最大でも5年くらいを見たとき、10%や20%動く可能性が十分あると思っているだけに、株式よりも定期預金の方がいいんじゃないか?、更に言うなら、定期預金のような利率もほとんどないものより、3~4%で比較的安全と思われるソーシャルレンディングや不動産クラウドファンディングを選択した方がいいのではないかと思っています。

最後に。
http://baseviews.com/chart/dow-ja.html
上記は、NYダウの超長期月足チャートです。
常に緩やかな右肩上がりという時代は終え、乱高下しながら上昇しつつあるのが今のNYダウだと思っています。
この乱高下を考えたとき、今は下がり気味に思っている次第です。
私はリーマンショックも経験し、ピーク時より30%も40%も下がった経験がありますから耐性がありますが、多くの、そしてリーマンショック後から投資を始めた投資家には、株式市場で乱高下に揉まれるのはちょっと大変じゃないかな?とも思っています。

三歩進んで二歩下がる。市場なんてそんなものだと思うだけに^^
  1. 2018/12/28(金) 21:42:33 |
  2. URL |
  3. けむけむ #RaJW5m0Q
  4. [ 編集 ]

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