昨日、ふらふら寒い中を出歩いたのが悪かったのでしょう。
帰宅後、風邪かも?と思ったら、やっぱり風邪引いたようです。
葛根湯飲んで、今日は急遽自宅で休養と。まぁ、今日一日くらいゆっくりしよう(昨日もでしたが^^;)
さて、
兼業投資家の自分の投資は、今でこそソーシャルレンディングや不動産クラウドファンディングがメインとなっていますが、それ以前は個別株と投資信託でした。投資信託のほぼ全ては撤退し、個別株が細々と残っているのみです。
投資活動における納税や節税は、申告分離課税の場合、殆ど考慮しません。
何せ自動的に税が引かれますから。そして申告分離課税の場合、確定申告すら不要です。
私自身、サラリーマンになって税の勉強なんて殆どしたことありませんが、さすがに損失を出したときは別です。
マイナス分をプラス分と相殺して、還付金を受け取るために数回ほど確定申告をしたことがあります(還付申告ですね)。
当時は複数の証券会社や信託銀行で投資をしていたので、自動的に相殺してくれませんでしたから。
200万円とか、50万円とか、それくらいのマイナス分。還付申告をして、それぞれ20%程度戻ってきた記憶があります。
さて、申告分離課税の場合、マイナスでもなければ行うことも考えることもない確定申告ですが、そのためか納税は節税といったことを意識することもありません。
ですが、ソーシャルレンディングや不動産クラウドファンディングの場合、総合課税です。所得の分類としては、雑所得。
ここで意識したいのは、総合課税の税率です。
【国税庁】
「No.2260 所得税の税率」以下抜粋

ソーシャルレンディングの場合、20.42%を引かれています。
ですがこれは申告分離課税ではありません。
利益が20万円をこえている場合、確定申告は必要になるのは周知の事実ですが、所得税の税率如何によってはお金が戻ってくる場合もあるということです。
他の収入を合わせて課税される所得金額が330万円~695万円なら殆ど変わりません。
ただ、来年の社会保障費が別途あがります。地方税は利益の約10%、例えば500万円の利益があったなら50万円分増えてしまうと考えておくといいかも(超大雑把な計算です。詳しくは税理士や税務署で聞いてみてください)。
※自分の場合、健康保険料は、上限突っ切っているので、変わらないです^^;;
※申告分離課税の場合、所得税15%、地方税5%です。総合課税の場合、上記の所得によって税率が変わります。課税所得金額が195万円以下なら5%ですが、195万円~330万円で10%です。更にそれに10%の地方税が加わります。総合課税の方がいい!というのは、課税所得金額が195万円以下の場合。それを超えた場合は、申告分離課税の方がいいのですが・・・。ただ、昨日のセミナーでも軽く聞いてみましたが、ソーシャルレンディングで申告分離課税はないない(苦笑。もし申告分離課税になるとしても、まずは仮想通貨の方でしょうね。そのうえで、そのうちソーシャルレンディングでしょうか。言われていましたが、パイが小さすぎて片隅に意識されることがあるかもしれない程度なんですよね、、、ソーシャルレンディングなんてものは。10年オーダーで来ないような気すらしています。
※申告分離課税になれば、3年繰り越しになるのに。個人事業主も3年だったかな。
※話を簡単にするため、復興特別所得税は省いて書いています。
~~ 参考 ~~
【freeeより】
「個人事業主って何?個人事業主のことを徹底解説!」~~~~~~~
個人事業主や法人化の話は止めときましょう。そもそも私は普通のサラリーマンで詳しくもありませんので。
さて節税ですが、ソーシャルレンディングを兼業でやっている限り、セミナーやその交通費、書籍代くらいだと考えています。
これが専業ともなれば話は別だと。税務署に開業届を出して個人事業主となるなら、かかるコストを按分して控除することができるようです。自宅で事業をしているなら、その全額は無理でも按分して何割かは事業のため!といった。光熱費や通信費などの数割を控除することが可能と聞いています。
ただ、控除する場合、上記の課税所得金額が大いに関わってきます。
超手間暇かけて控除したけど、戻ってきたの微々たる金額なら、やらない方が楽です。
逆に大きな課税所得金額の場合、是が非でもやるべきでしょう。
ただ、これがあまりに大きくなった場合、個人事業主ではなく法人化した方がいいんじゃないでしょうか?。そこまでやるの?という感想しかありませんけれども(法人化してがっつり頑張るほど稼いでも仕方ないし、責任や忙しさを考えるとサラリーマン兼業投資家のままでいた方が楽ですからね)。
専業投資家になったとしても、多くの人は695万円以下でしょう。いや、その殆どが330万円以下かな。
5000万円あるとして6%の平均利回りがあったとします。300万円ですね。そこに基礎控除、社会保険料控除、生命保険料控除やら交通費等の控除を加算すると200万円くらいが課税所得金額になるでしょうか。人によっては、ふるさと納税やiDecoなどをしてもっと控除が大きい額になる人もいるかと思います。
で、この200万円の場合、200万円×10%-97,500円 → 10万2500円が税です。
300万円で20.42%をSL事業者から引かれているので、約60万円を支払い済みとなっています。
確定申告することで、約60万円-約10万円 → 約50万円が還付されることになります。
ただ、300万円の約10%の地方税が翌年支払う必要があるので、30万円を差し引くと確定申告によって実質20万円程度戻ってくることになります。
300万円の所得に対して33万円の控除。267万円の国民健康保険料なら、大体年間30万円くらいです(住んでいる地域によって国民健康保険料は異なります。そこまで大きく違いはありませんけれども)。
結構大きいですよね。上の申告分離課税の場合なら所得0円で計算できます。もし所得0円なら年間2万円にも満たない。
そう、総合課税から申告分離課税になれば、その差額28万円安くなる(はず!)。
途中から話が、総合課税と申告分離課税になってしまいましたが・・・
300万円程度のソーシャルレンディングからの収入時。。。
1)申告分離課税(合計62万円くらい?)
→ 300万円×約20% → 60万円の税で終わり
→ 所得0円になるなら、国民健康保険料は2万円もしない
2)総合課税(合計70万円くらい?)
→ (300万円-控除(100万円)) → 所得税は約10万円
→ 300万円なら、国民健康保険は年額約30万円程度かな
→ 地方税は、10%で約30万円
国保の保険料を考えないと総合課税ですが、国保まで考えるとやっぱり申告分離課税が優位があると思いますね。
まして、態々個人事業主にならなくても、3年間マイナス分を引き継ぐこともできそうですし(FXと同様なら)。
さて、途中から何を書いているか分からなくなってきたのは、風邪のせいということにさせていただきます(苦笑
上記は私の認識であり、正しくは税理士や税務署職員に聞いてください。税の無料相談などもありますから使ってみるといいかもしれませんね。
※勘違いされては困るのですが、金融や税に関わる仕事はしたことがありません。税務署で聞いたり、国税庁のHPで調べたりしているだけ。根本的な間違いがあるかもしれませんので、その時はごめんなさい。
最後に。
節税は事業化しないと難しい。
専業投資家になり個人事業主として、かかるコストを経費として控除するくらいしか。
ですが、一番いいのは経費自体を削減すること。そうなると、額が小さくなって節税の意味というか効果がなくなるんです。
課税所得金額の多寡にもよりますが、小さければ小さいほど税額が低いので。
社会保障費にしても税にしても支払額なんて関係ない!と言い切るくらい稼ぐか、、、
社会保障費にしても税にしても殆ど払わない!くらい所得を抑えるか、、、
その丁度よい所得金額は、人それぞれなので難しいですね。
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- 2018/12/20(木) 11:45:57|
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