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けむけむの投資日記

ソーシャルレンディングのセミナーを受講して

SBISL×インパクト投資「セキュリテ」のセミナーを受講してきました。

以下は、その感想。

1)1つ、年齢層が高い。
 50代やそれ以上が多いのはわかるが、少額から始められることもあってもう少し年齢層が低いかなと思っていただけに。
 これから始めようと思われる方が多かったのかもしれない。
 より資産運用に対するアンテナが、50代以上の資産を保有している層が多いという証左なのかもしれない。

2)リーマンショック級のリスクを過度に考える必要はないが、意識から外さないというのは正しい
 質問者の一人が「リーマンショック時はどうなるか?」との質問をしていたが。
 私が思うに、リーマンショック級の危機が発生したなら、世界の市場は大きく冷え込み、それこそ上がる投資先は限りなく少なく。そして、世界的に市場の低迷があるなら、直接関係のない投資先だって冷え込むのは必至。ただ、逆説的に思うのは、このような危機が常日頃発生するようなら、そもそも投資する活動自体が意味なく、元本保証の金融商品に預けるべきと。頻繁に起きない、数十年に1度、その発生頻度をして投資をどのように行うかは、ソーシャルレンディングに関係なく、投資をどのような位置づけで行っていくかどうかの個人の問題かと。1円でも損をしたくないなら、投資には向かないと思うため。

3)先日のSBISLのシステムトラブルは重要視されるべき
 何人かの方々が関連する質問をしていたが、そもそも募集が朝の9時からだと会社を休むなり遅れて出勤するなりしないと申し込みができない。多くの投資家が募集申し込みして、システムダウンとなったのは、投資家がソーシャルレンディングに興味を持ち多くが集中したためだが、これは痛手。会社を休んだりして、システムダウンのため申し込みができないのでは、救われない。
 さて、募集開始時刻の問題もさることながら、上記のようなものは急に発展したシステムなどでは比較的起こりえる話。ネットの募集などで想定以上のアクセスの集中で発生するなんて、珍しくもない。今後、そしてなるべく早く対応してほしい。


セキュリテの投資先の説明は、面白いと思う反面、その事業の発展を一緒にして行こうというところが賛意はあれど、投資先として難しいと。ここで思ったのは、以下。
・多額の資産を投資するものではないこと
・投資先が見え、実際に身近に見えるのは面白い
・自分が投資をしたいファンドがあるかどうかはなかなか
ファンド自体はたくさんあり面白いとは思えど、例えば資産運用をして資金を増やしていこうと思う投資先としては、難しいと判断しました。
余剰資金のいくらかのうち、各企業の思いと自分の思いが一致したなら、応援の意味を兼ねて投資を行うのが面白いだろうと思う次第。地域を応援としたふるさと納税と同じようでいて、あちらは税制面とかを考えると損をださないものだから。そう考えるなら、本当に応援したいという気持ちが最重要視されるものだろうなと。


SBISLに関しては、今後投資する人が増えとき、投資先となるファンドをどこまで用意できるのか?
ということが問題になるんだろうと。
ファンドがたくさんあり、また投入できる額の枠に余裕があるなら、先の募集開始の話もシステムダウンの話も関係がない。9時に始まった?帰宅後20時から申し込みしてもまだまだ満額になっていないのなら、申し込みができますから。そこには、過度なアクセスの集中もなければ、募集開始時間の問題もないでしょう。


今回のセミナーの感想。
セキュリテは、こういう投資があるんだ、へぇ面白い!。お酒やコーヒー専門店といった投資先があるが、もし自分が好きな投資先をして、それを応援したいかも!と思うようなファンドが出てきたとき、最悪会社が倒産しても仕方ない。資金が戻ってこないことも前提に投資をするなら面白い投資先だとは思う。ただ、資産形成を目的とするには適当な投資先にはなりえない。
私としては、自分の応援したいようなファンドが出てきたとき、考えてみたいと。

SBISLに関しては、上でも書いたけれども、後にも先にファンド数を増やすためにもっともっと活動してほしいと。
ただ、そのような投資先が安易に見つかるとも思えず、そして投資したいのに投資先がないでは、ソーシャルレンディングに見切りをつける人もいよう。そこが大きな、そして唯一の課題かなと。


銀行からお金を借りるより、ソーシャルレンディングからお金を借りた方がいいようなそんな案件が、日本市場だけで集めるのが難しくなるなら、海外の市場まで手広くする必要があるのだろうけども。そのような案件を正しく評価しファンドとしてどこまで起こすことができるか?。海外のソーシャルレンディングの事業者と連携するなどして、より多くの案件を提示できるようになるのか?
安全性を重視しすぎる日本において、貸し倒れ0件を維持しつつ案件を増やすのは難しいのだろうと思うに。
安易に案件を増やして、リスクだけ増やされても困るが、かといってあまりに安全を取りすぎて投資先がないのもどうかと思う。

このせめぎ合いというか、バランスが今後のソーシャルレンディングの課題なんだと思う。

※案件が増えないと、そして案件の貸し倒れとその利率との兼ね合いには、もう少し時間がかかるのかな?。私としては貸し倒れ0にこだわることなく、そこは投資家側も多くのリスクを含め、考えてほしいと思うところ。どのあたりが適当か、、、難しい
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