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けむけむの投資日記

来年の新NISAを気長に考える

●楽天証券より、以下リンク
「2024年からの新NISA制度について」

以下、新旧の違いの表を引用します。
新NISA20230121_R

まず、新NISAでどのように運用するかに言及する前に、自分にとって旧NISAの問題点を箇条書きします。
・額が小さすぎ
・投資可能期間に期限がある
・損益通算ができない

最後の損益通算については新NISAでも続くと思いますが、別に損益通算くらいあってもいいのでは?と思わないでもない。
とはいえ、上2つの問題に比べればどうでもいいこと。
まず額が小さすぎて投資したい金融商品があっても、資金の一部しか使えないのなら特定口座でいいやとなっていました。
また、2番目の期限の話ですが、将来、それが何年後かわからないけれども飛躍しそうな企業があっても期限があるとNISA枠で購入する必要性がどうなの?と感じてました。中長期をして投資をしていくことを考えると5年という期限である一般NISAは微妙なので。
※つみたてNISAは、額が小さすぎてやる気が最初から皆無でした。こちらは20年という期限でしたけどね。

上記理由から、どうしても、中短期の投資となってしまって、投機的な金融商品をして大きな損失を出すとか、そういう結果になったことも。
12月になってNISA枠を使わないのは勿体ない!といきなりステーキことペッパーフードサービスをNISA枠で購入したのは数年前。
いま、そのペッパーフードサービスはどうなっているかといえば、、、

マイナス343,500円(マイナス86.68%)

いやぁ、すごい負けっぷり 笑
優待廃止する前ならマイナス70~80%だったんですけど、そろそろマイナス90%に達しそうな感じ。

NISA枠で購入しているので損益通算できないのは、上で述べたとおり。
5年経過し、ロールオーバーすることなく(できない)、特定口座に移るまで待ち。
そこまで企業が持つ?というのが一番心配ではありますが、それはそれで諦めます。
120万円上限まで投入していなかったのがせめてもの救いでしょうか。
※昔、ペッパーフードサービスで上げた利益より、上記損失は0円になったとしても少ないので、割り切ってます。


さて新NISAといいますと、この表であるように枠は拡大し、恒久化という。
最初からこのくらいの制度で作れよ!という感想は置いておくとして。
いい制度になりつつあるのだと思います。

で、その大きな枠を使って何を投資していくかを検討したところ。
・つみたて投資枠:使うもよし、使わぬもよし。もし使うならナスダックやS&PあたりのETFか、オールカントリーにかな
・成長投資枠:具体的に駄目な金融商品が提示されてから検討。レバレッジあるものやコモディティは、全部駄目?分からぬ。

今のところ、もう少し詳細がわからないとなんとも言い難く。様子見かな。
まぁ、今更急いで何かを投資するといったこともないので、情報収集をして仕組みをちゃんと理解してから考えるでもいいかなと。


にしても、新NISA、なぜ枠を分けるよ?
なぜ成長投資枠といった分類を作るよ?
現行NISAの一般NISA枠をそのまま新NISAに移行するのでは何故いけない?

投資って自己責任です。
利益を得ようが、損失を出そうが、それは全部自分の判断の元で行うべき。
東証で扱っているような金融商品であるのなら、それは全て購入できるべきだし、投資信託も大手が扱っているものなら駄目とするのもおかしいでしょうに。

コストが高いとか、タコ足とか、将来の資産増につながらないとか、そういう話も含めて自己責任ではないのか?
それが投資じゃないんですかね?と言いたいところですね。

勉強もせずに、ほいほいと他人も買っているからと、仕組みもリスクも理解しない様な輩は、損して当たり前です。
別にこれは投資に限らずいろんな物事にも言えること。
それなら、1つ失敗でもして、本気に勉強して臨むべき、それが投資じゃないんですかね?

1から10まで全部お膳立てしてもらって、投資をさせるなんて無知な子供じゃあるまいし。
※子供でも金融に興味がある人なら、下手な投資家より知識があるでしょうけど。

はぁ・・・、深い溜息しか出てきませんね。
※iDeCoは年金の一種という観点から、長期運用をして老後の資金のためにという題目の上で、扱うファンドへの縛りはあってもいいとは思いますが。NISAはもっと自由であるべきだと思う次第。


日本国民は、糞馬鹿ナメクジと金融庁に思われているようで、胸糞悪いというのが感想です。


●おまけ
・the hankyoreh(ヤフーニュース)より、以下リンク
「野村証券「今年の韓国経済は0.6%マイナス成長…5月に基準金利引き下げへ」」

さもあらん、というのが感想です。

野村証券アジア首席エコノミストでグローバル市場アナリストのロバート・シュバラマン博士の記事。
”不動産市場の好況が瓦解”を理由に説明してまいましたが、これとは別に個人負債や雇用状況の悪化なども要因になるのではなかろうか?と思うところ。
さて、実際にどのように動くかを監視していきたいですね。

●おまけ2
税制はシンプルかつ誰もが容易に理解できる仕組みであるべき。

確定申告作業していると本当にどうかと思うことがたくさん。

●おまけ3
NISAの枠が増えすぎ。
これ家族がいようものなら、結構な額でも、全額NISA枠でできてしまう。
あまり金持ち優遇と言いたくありませんが、ちょっとやり過ぎでは?と思わないでもないですね。
※夫婦2名で計算するだけでも、年間720万円、総額3600万円までNISA枠を使えることになりますから

●おまけ4
1円でも損をしたくないという人は、投資との相性が限りなく悪く。
また、人の話を鵜呑みにして理解していない仕組みに大金を投入するのも悪手(経験あり 笑)。

投資はギャンブルと思っている人なら、投資をしなくても日々の節約や収入増で十分という場合はある訳で。
別に全員が全員投資をする必要はないと考えます。
ちょっと投資を煽りすぎ。

やらなくてもいい人が理解せずに投資をして損失を出すことだってありえる。
投資が100%安全ではないということと、リーマンショックや日本のバブルのように、避けがたい状況をして大きな下落相場に遭遇する可能性があるということ。

1000万円が下落相場で半減してしまったとして、それをやっちゃった~っと嘆くだけで終わる人もいれば、もう生きているのも嫌になると悲観的になりすぎる人もいるので。

投資の是非は、資金力以外にも、お金を損ねるという可能性に対する耐性という観点からも考えたいものです。
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