●ABEMA 変わる報道番組 #アベプラ【公式】 より、以下動画
なお、下記は、AbemaTVのノーカット版
「なぜFTXに資産集中? 破綻で4億円喪失の投資家を直撃 仮想通貨の課題は?」どちらを見ても、そんなに違いはないので、ノーカット版を見る方をおすすめします。
さて、この人の4億円の損失から言えることは本当に多いと思います。
自分が思いつくだけでも、
1)一箇所に資産をまとめるリスク (”卵は一つのカゴに盛るな”に近い話)
2)海外の金融機関での取引は、規制が甘くリスクが増大する
3)仮想通貨は、法の整備が整っているとは思えない(個人の感想です!)
4)本業大事!投資が全損しても生きていられる
5)リスクを割り切った投資こそ、失敗時に立ち直れそう
6)借金をした投資をしていないことは、称賛に値する!(当たり前だけどね)
1は、よく言われる話ではあるのですが、今回はFTXという取引所にまとめた後に発生したということ。
”卵は一つのカゴに盛るな”は、1つの金融商品に集中投資することのリスクを言っている話ですが、
取引所の場合、この格言が該当するのかどうか。
取引所を分散してと今言うのは簡単ではありますが、そこまで考えが回るのは難しい。
これは、ビットコインに全額入れた!とか、そういう事とはちょっと違うだけに、う~ん・・・。
2の話は、そのまま。FTX Japanは、顧客の資金を使い込まれないような仕組みがあったらしい。
詳細は理解していないのだが、FTXはそうではなかったらしく、全損も。
これ、日本の証券会社で問題が発生したからの対応だったはずだが、それに救われた。
ただし、動画の人は、FTXで取引。ほぼ全損。
3は、それこそそのまんま。
一番思うことがあるとするなら、仮想通貨Aから仮想通貨Bに資金を移動したとき、
仮想通貨Aの利益に税金がかかってから仮想通貨Bを購入するという流れに。
知っている人は当たり前のことなんだけど、ここで税がかからないと勘違いして、あとで税金が!という話も。
これ、問題提起されている。
まだ問題かどうかは知らないけど、新しい金融商品にはこの手の税の問題はつきまとう。
※ソーシャルレンディングも、雑所得というのは、解せない。
4は、リカバリーできるかどうか。
もし、専業投資家で一文無しになれば、明日からの生活は困るわけで。
投資資金が0円になろうが、本業をして特に借金もなければ、生活に困ることもなければ、復活も可能。
5は、この動画の人がすごいな!という話。
自分がmaneo関連で2000万円くらいぶっとぶ(まだ全部が確定していないが)ので辟易しているが、4億円ともなればその破壊力は想像もつかない。
普通に考えれば生涯賃金以上で、その2倍ちかい額が一瞬で無くなる。
動画の人も大変ではあるが、淡々としているのはすごい。
リスクをリスクとしてちゃんと考え、その損失にも納得いかないのかもしれないが、それでも飲み込んでいる。
自分だったら?と考えると、そこまで冷静になれない。
とはいえ、maneo関連については、納得はできないが飲み込んでいる。
願わくば、早く解決して欲しいというところか。
6は当たり前すぎて、言うまでもない。
動画の人も借金がない旨を言っていたが、その投資が必ずしもできていない昨今、素晴らしいと思う。
レバレッジをかけたり、そもそもお隣の国のように借金をして投資をしようものなら、プラスとなる場面では大きな利益につながるだろうが、逆のマイナスの場面では資産がマイナスになることすら。
投資で負けた場合、自己破産もできない場合もあるときく。
一生、投資(投機?)の負け分を支払い続けるというのは、それも30代や40代とも人生の半分くらいしか生きていない状況でなったのなら。
一生独り身で、人生負け組!とただただ生きているだけの生活になる可能性だってあるだろう。
つくづく2000万円程度の損失で勉強できた自分は、ラッキーとは言えないだろうが、
助かった!ということなんだと思う。
●今日の1枚
鳥貴族の新しいメニュー。
いちごアイスにチョコクリーム?
美味しいと言えば美味しかったけど、もう少し甘さ控えめのが嬉しかったかも。
Go To Eatの券を消費しないと。期限が短いので、飲み屋や飲食店などで食べていかないと。

●おまけ
結構昔の話だが、資産がある人がマンションを購入したときに、預貯金があればその銀行で住宅ローンを組んだ場合にその分の金利がつかない仕組みがあった。
たしか、「預金連動型住宅ローン」という名前。
この預金は、日本の預金でも問題ないが、外貨預金でもOKだった。
で、為替変動が少ないなら、外貨預金の高利回りをして、また住宅ローン減税なども享受できることもあって、一時期持て囃された。
だけどね・・・
為替が大きく動き、本来住宅ローンに当てる分が実質目減りしてしまうという。
阿鼻叫喚だった。
これも一種の借金をして、投資をするといった感じ。
プラスとなるような為替の動きならメリットは大きいが、逆に動くとシャレにならない損失を被る。
特に住宅ローンのような大きい額ともなれば、為替のちょっとした動きでも、大きな額になる。
そこまでリスクを負ってまで何をやっているのやら?
とは、全てを後から見て言える話。
その渦中というか、実際に為替があまり動かなかったり、メリットが大きい方へ動いているような場合なら、リスクが全くリスクとして認識されなかった事実がある。
あの人たち。
今はもう、住宅ローンの返済終わっているのかな?
阿鼻叫喚となった人たちのほぼ全員が、その後の書き込みをしなくなってしまったので。
リスクをリスクとして認識する能力は、投資家として重要な能力だとしみじみ思うところです。
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- 2022/12/23(金) 11:36:55|
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