投資を自分の資金で始めたのは1990年代の末から。
当時、社会人になって余剰資金が300万円、それが普通預金にあってもったいないと思ったことと、
株式投資をしてみたかったと思ったから。
まぁ、上記は大失敗したんですけどね。
2銘柄ほど購入したのですが、
2つとも購入してから一度も購入価格を越えることがありませんでした。
更に1銘柄はTOBによって上場廃止。
TOBによって株価は上がりましたが、それでも自分が購入した株価より低いとか、何の罰ゲームか!と思ったものです。
今は、ネットに株式情報が多く、それも無料で見ることができる時代です。
当時はそうではありませんでしたから、情報収集もいい加減で、それを今買うの?と思われるような買い方でしたね。
お陰で、投資に興味が薄れ、仕事三昧になったのは、良かったのか、悪かったのか、判断に迷うところです。
で、そんな状況をして2000年台の半ば、普通預金に数千万円ある状況をして、流石にもったいなさすぎるのではないか?
と思ったのが本格的に投資をする機会になりました。
2006年の夏。
今じゃありえませんが、信託報酬がバカ高いアクティブファンドを勧められるがまま購入。
ただね、言い訳をさせてもらうなら、当時誰もが知っているような大手銀行ですら、扱っている投資信託は20もなかった時代です。
信託報酬が低いETFなんて販売どころか、存在すら知られていない時代です。
まぁ、仕方ないよね。
で、みるみるうちに投資したファンドの評価額があがって・・・
1年ちょっとで1000万円弱の含み益が。
保有していた毎月分配型の投資信託は、ボーナス配当がありまして、それが100万円超え!
あ、おいら、億万長者になっちゃうかも?
と思ったものです。
2006年から2008年の下落で、S&P500は、56%も下げたらしい。
実際、自分も大きく巻き込まれて、含み益が含み損状態に変わりました。
とほほ。
当然、億万長者なんて夢は、掻き消えました。
米国株だからといって下がる時は大きく下がるし、
資本主義が続く限り、概ね長期で見た時、米国株は右肩上がりである!
というのも間違いではないでしょう。
ですが、それ、長期で見た時だけ。
中期、そう10~15年で見た時、まったく上がらず、停滞するという時期もあります。
それを説明している記事がこれ。
●ファイナンシャルスターより、以下リンク
「米国株(S&P500)長期推移(チャート・変動要因) / 30%以上の暴落は過去8回」自分の体験も、「米国株(S&P500指数)の推移と変動要因【1990年~2009年】」のところに書いてありました。
サブプライム問題による下落。
もう、10年以上前ですから、懐かしい思い出とはなっていますが、あの当時は辛かったですね。
今の世界の市場を見た時、巷で言われているリセッションによる状況をして、停滞が続くのではないか?ということを考えてみたい。
そんなの一時的であり、どうせリーマンショックの時だって、数年も待てば元通りどころか、上がっていた!という事実はあれど、
このリンク記事のように10~15年といった中期スパンで鳴かず飛ばずの状況が続くということは理解しておきたいところ。
サラリーマンをして、給与収入がある人ならともかく、FIREや年金生活者をして、あまり余剰資金たる収入がないのであるなら、この相場の過去の動きは知っておきたいところ。
危ない!と思ったのなら、キャッシュ比率を高目、致命的な被害を合う前に退避しておく!
これ本当に大事だと思う次第です。
とはいえ、口で言われたくらいでは、心に響かないでしょう。
実際、自分もそうでしたから。
一度大きな暴落に巻き込まれ、資産が半減してみるといいですね。
その意味合いを本当の意味で理解できるでしょうから。
1つ思うことがあるとするなら、、、
株にしても投資信託にしても、流動性が高いので、逃げようと思えばすぐにでも逃げれる金融商品であること。
流動性が低いソーシャルレンディングは、売りたいと思っても売れないということは理解しておきたいところです。
●今日の1枚
いきなりステーキで、チキンステーキ(ダブル)を注文。
久しぶりにチキンステーキを食べた感じ。
チキンステーキというとサイゼを思い出しますが、サイゼの方がコストパフォーマンスがいい。
ただ、サイゼは、学生とか五月蝿すぎて。
いきなりステーキでチキンステーキかよ!と思われる人もいるかと思いますが、牛肉好きでないと毎回ステーキというのはちょっとつらいんです。
豚肉や鶏肉のが好きなのもので。
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- 2022/10/25(火) 07:46:41|
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