2022年度から高等教育の新科目「公共」で金融経済が始まったの知っていますか?
始めて知りましたよ。
ただなぁ・・・
いろいろと情報を集めてみました。
あまりに量が多かった。
主要な動画やPDFを読みましたが、う~ん・・・
言いたいことが沢山あるので、この金融リテラシーに関する記事は、何回かに分けて書いていこうと思います。
以下は、集めた情報など。
●金融庁より、以下リンク
「中学生・高校生のみなさんへ」●金融庁より、以下動画(Youtube)
・教員向け解説動画
●東洋経済 Onlineより、以下リンク
「中学・高校から「金融経済教育」拡充で何が変わる? 本格実施を前に「体験型学習教材」導入のススメ」冒頭部分を引用します。
学習指導要領の改訂により、2022年度から高等学校の新科目「公共」で金融経済、「家庭科」では資産形成の視点にも触れた授業が本格的にスタートすることになった。中学校でも金融リテラシー教育が始まっており、これからはお金や投資に関する知識を、本格的に学校で学ぶ時代がやってくる。●日本証券業協会より、以下リンク
「金融教育応援コーナー(先生・教育関係者向け)」う~ん・・・
●おまけ:金融リテラシー教育に対する自分の考え
投資系の情報を発信している人にて、たまに、、、
学生時代に金融の勉強をすれば、もっと日本人は投資したりするでしょう。だから金融教育はするべきだ!
と言った感じに言う人がいます。
自分に言わせて貰うなら、机上の空論ですな!意味無いと。
いや、無いとは言いすぎました。意味が薄い!これくらいかな。
1リットルの水に1gの塩を入れて、塩水と感じるくらいには、薄そうです。
金融リテラシーを向上させたり、そもそも興味を持つのは何故か?
と考えると、その必要性を感じるからだと思います。
例えば、学生時代に長期に渡って学んできた英語。
これ、今どうです?
英文読めますか?英語をヒアリングできますか?英語を喋れますか?英語で発信できますか?
学生時代の英語のテストだけ点数を取れればいいと考えていた層からすると、英語なんて何もできません。
それこそ学生時代、毎週何時間に渡って勉強してきた英語がです。
さて、投資を含め、金融リテラシーを考えたとき、
中高生レベルでどこまでそれを必要と感じられるか?
運良く、親や祖父母が投資をしていて興味をもった人もいるかもしれませんが、
高々数千円にくらいしかならない小遣いをして、手持ちがほとんどない中高生が
投資に興味なんて持ちますか?
ないですね。全くないでしょうね。
そう考えると、投資教育が無意味とは言いませんが、効果なんてほとんどないでしょう。
大人になって必要になった後、そういえば、学生の時に何か学んでいたような気がすると、
過去の教科書を取り出したり、雑誌やネットで調べたりするくらいでしょう。
なんか、センスがない。
投資を推し進めるのなら、
投資はリスクに見合うリターンをして、大きく利益を上げることができるんだ!と
それを実現できる市場や、または税制を充実させる方が先。
多くの人が、まっとうな投資をして、資産を2倍にも3倍にも、それもそこまで長期でなくとも
できる!というのなら、興味をそそられて、実際にする人も増えていくだろう。
日本は、未だバブルの後遺症というか、呪縛から抜け出せていないのだと思うから、
それを打破するような環境が整ってませんとね。
●今日の1枚
以下は、金融庁の説明で使われていた資料の1ページです。
普通預金、国内債券、外国債券、国内株式、海外株式の年間の値動きを示した図です。
シミュレーションでは、この平均的な期待利回りの値をもって、複利計算をして、資産の上昇を示していました。
あはは。これ、おかしいと思わないでも、情報が不足しているでしょう?と思わないなら、投資はしない方がいいと思う。
例えば外国債券を1つの例として出す場合、上は14.47%、下は-9.27%。平均として2.6%。
これ、上限値の利回りや下限値の利回りは、同じ確率で生じるの?
中央値は?平均値の利回りが中央値と一緒になるのですか?
どのような利回りの分布になるのか?ほぼすべての年度において期待利回りと同じなら文句はありませんが、実際には10年や20年に一度の割合で上限や下限の利回りを示したりしますよね?
その辺の情報が不足しているにも関わらず、平均値をして計算するなんて、なんてナンセンスなことか・・・
嫌になってしまいます。
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- 2022/05/30(月) 00:27:35|
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