まぁ、そうなりますよねって話。
maneoからの最終メールのうち、ファンド固有の事業者名の所を汎用的に修正したのが以下。
(1)パルティール社が行ってきた回収に関する交渉や資産調査などの結果として、事業者及び連帯保証人からの追加の回収が見込めないことが濃厚であること
(2)仮に追加の回収が見込まれるとしても、その回収に要する費用との比較において、回収額を上回る回収費用の負担が必要になることが見込まれること
(3)事業者の法的整理が行われるなどの、結末まで回収業務を継続するには更なる複数年の期間を要することも想定される中、継続して回収業務を行うだけの経済効果が得られ難いこと
もう、これ以上は意味ないから終わり!というお話。
時間と労力を要する方がコストがかかるのなら、担保を売却した資金を回収したら終わりという。
ま、これで納得するしかないでしょう。
融資先にどこか資金があったとするとしても、ちゃんとパルティール社が調べているのなら、大した額でもないんでしょう。
一番大きなのは、その土地だったり、建物だったり、担保そのものだろうから。
ソーシャルレンディングで思うは、担保をちゃんと評価して融資しているか?ということ。
10億円の価値があると、融資先が言っているのをそのまま受け取って、いざ問題が起きて、見てみたら半分の価値もなかった。
限度額の7割くらいを融資するも、半分でしか売れないのなら、2割分は投資家の損を被ることに。
maneoの延滞ファンドを見ると、金額や割合は違えど、そんなのばっかり。
酷いのになると、無茶苦茶なものもあったりします(川崎案件のように)。
もう、maneoおよびmaneoファミリーの延滞ファンドの大半は、処理をするだけして終わるだけ。
その際、どのくらい損失を被るかについては、もう、今となっては運頼み。
1つだけ良いなと思ったのは、(3)です。
いたずらに時間をダラダラかけても碌なことがないと、見きったところがすごいなと。
その見切りがちゃんとできているだけ、素晴らしいし。確定申告にマイナス分(経費扱い)として処理できる。
ただ、事業化して、3年繰り越すことをしていないのなら、単年で相殺するしかない雑所得。
大きなマイナスは、そのままマイナスで消えていくことになりそうです。
こういう場面だからこそ、金融税制の一本化をして、ソーシャルレンディングも他の金融商品同様に扱えたらなぁ・・・
もう、これからソーシャルレンディングに多くの投資をすることもないので、どうでもいいかな?と思っているのもあります。
来年以降、損金を繰り越したところで、相殺する利益もありませんからね。
投げやりというか、どうでもいいってお話でした。
まだまだ延滞ファンドはある訳で、これから大きいの損の確定も始まるでしょう。
マイナス1000万円くらいで収まればいいのだけど、さて、どうなることやら。
もっと早くパルティール社に依頼し、処理を行ってほしかったかな・・・
そうすれば、コロナ禍ではなく、回収にしてももう少し多かったかもしれず。
時運が悪かった、残念なことに。
本当に残念なことに。
●今日の1枚
注文していた竜とそばかすの姫のCDが届いてました。
内容には、???という感想を持つ人は、少なくない本映画ですが、音楽は逸品だと考えています。
なので、久しぶりにCDを買った!という感じです。
公式で音楽をYoutubeにあげていたりします。
一度聴いてみるといいかも。
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- 2021/08/19(木) 18:40:43|
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