かなり独断と偏見が入っていることを前提にお話をしますが、、、
FIRE(早期リタイア)をする場合、年金を免除申請することが多いのでは?と 。ソースありません、自分の感想です。
そして年金を免除するとiDeCoに掛け金を入れられなくなります。
掛け金が0円でも、事務委託先金融機関へ毎月66円の支払いがあります。
※掛け金がある場合は66円に加え、国民年金基金連合会へ105円月々支払いがあります。
※iDeCoで購入できる金融商品を直接買ったなら、上記コストはかかりません。自分のような定期預金だと、金額の多寡に関係なく一率コストがかかるというのは、かなり違和感があります。赤字ですので。
微々たるものですが、常にかかるコストということになります。
iDeCo利用した理由は、節税のためです。
掛け金が全額所得控除になるので、残業三昧で相応の収入があったこともあって、その節税効果が大きいと感じたためです。
まさか、その後数年でFIREを行い、節税効果が関係なくなるとは。少し甘かった感じです。
上記節税効果を考えた場合、相場が読み切れていなかったこともあって、定期預金にしました。
定期預金で、0.05%くらいだったでしょうか?。金利なんてほぼ付かないと言っても差し支えないくらい。
なので、上記66円によって、マイナス運用でした。
FIREし、年金を特別免除(退職して2年間は免除できます)すると、iDeCoで掛け金を続けることができなくなります。
ただ、これ自動的にやってくれません。そのまま続けられた後、免除申請によることで中止となります。
その際、数千円くらい事務手数料が取られたので、ちゃんと分かっているなら、事前にiDeCoは止めておきましょう。
なんとお役所仕事なんや!と思いもしましたし、手数料高いな~とも。
さて、自分のような定期預金&掛け金を止めた状態だと、66円引かれつつ、資金の運用となります。
微妙です。少し微妙と。
明細が年1回届いたと思うのですが、その赤字ぶりを見て、考えたのちょっと前。
NYダウも順調だったこともあって、全米株式のインデックスファンドへ乗り換え。
現在は、以下となっています(下の定期預金は、乗り換え時の端数分)。

数年しかiDeCoの掛け金を続けていなかったので、額が非常に小さい。
お小遣い程度といったところでしょうか。
運用は、そこそこ。
NYダウは強い強いといったところでしょうか。
さて、ここまできて、そこまで微妙?と思われるかもしれません。
一番微妙の理由を述べるとします。
iDeCoには特別法人税があるからです。
それなに?と思われる方もいるので、みずほ銀行から引用します(引用元リンク:
「iDeCoの特別法人税とは何ですか」)
特別法人税とは、企業年金の積立金に対して法人税法上課税される税金です。
厚生年金基金、確定給付企業年金、確定拠出年金などが課税対象となります。
iDeCoは個人の年金制度ですが、これらと同様に特別法人税の課税対象となっています。特別法人税は、iDeCoの運用残高に対して発生する税金で、税率は年率1.173%です。
※例えば、iDeCoの運用額が100万円なら、その資産残高に対して毎年1.173%の税金(金額でいうと11,730円)が発生。
この特別法人税は1999年からずっと凍結されており、それを取られたことはありません。
ですが、ずっと凍結であり、廃止ではありません。
もし、この凍結が解除されたら、毎年1.173%ものコストがかかることで、運用益がでなくなる可能性すらあります。
そして、FIREでもう掛け金もないので、止めよう!と思っても、iDeCoは60歳になるまで解約もできません。
そう、このモヤモヤした感じが微妙ということなんです。
FIREするなら、iDeCoではなく、NISAがいいと思います。
こちらなら、資金の引き出しも特に制限なくできますし、特別法人税といった税もありませんので。
凍結されているため、知らなかったという人もいます。
自分もやり始めた後、調べていて気がつきました(調査が不十分でした)。
どうせ凍結が解除されることがないので?と思われる方もいるかもしれません。
そうですね。私もそう思います。
ですが、上で述べたように廃止ではなく凍結なんです。だからモヤモヤという感じなんですよね。
老後のための2000万円問題とか言って国民を脅かすのなら、資産運用に弊害ばかりの特別法人税なんて、早々に廃止として欲しいところですね。
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- 2021/06/28(月) 15:33:12|
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