リスクを負って高利回りファンドだけにしたとしても7~8000万円は必要そうです。
というのも、ソーシャルレンディングの場合、中長期のファンドは多くなく、償還を迎えて元本を受けとったからといって、すぐさま次の高利回りのファンドに投資できるか?といえば、難しいから。
例え、タイミングが上手くあったとしても、募集期間終了と貸付実行には、数日から数週間の期間があることも珍しくもなく。
そもそも、返済完了したところで資金を受け取るまでも期間があります。
投資信託や個別株のように、売却した!すぐに別の投資を!という流れにならず。
早期償還もあります。何か月も早く償還されるのは、それが遅延するより何倍も嬉しいことではありますが、投資効率の観点からは必ずしも喜ばしいとも言えないところもあります。
このような状況を鑑みると、比較的高利回りのファンドを狙って投資するとしても、月々50万円の分配金を期待するには、1億円は必須だと思う次第。そもそも、余剰資金やリスクの許容度を考えるなら、全ての金融資産をソーシャルレンディングに限界まで投入するというのは、好手とは言えず。悪手だろう?と言われても頷くしかないかなと思う状況が、みんクレやラキバンの問題、そして今のグリーンインフラレンディングと、枚挙にいとまなく。
2~3億円資産がある。
生活防衛費や将来要り様となる予定の費用のため1億円は安全資産として残しつつ、、、残りの額をソーシャルレンディングに・・・
それだって、総金融資産の半分から3割程度をソーシャルレンディングに???
好手とは言えない可能性のが高そうです。
話は元に戻りますが、月々50万円分配は、8000万円くらいソーシャルレンディングに資金を投入すれば、偶に超すこともあるくらいかな?といったレベル。これだって、7%前後の利回りが高いファンドを選択し、デポジット口座に眠らさせないよう、なるべくファンドへ期間をあけずに投資をした結果。
そもそも月々50万円、年間600万円の雑所得が増え、普通にサラリーマンをしているなら、たぶんボーナス1回分くらい、確定申告で支払うことになるでしょう。ソーシャルレンディング事業者に引かれている20%とは別に支払いが必要ということを認識しておかないと、思ったより貯まらなぞ?!ということになるのではなかろうか。
毎月50万円という額を目標をするのはよいと思いますが、資産形成の観点からは、なんだか微妙に思える次第。
なお、私の場合は、金融商品に回す資金は余剰資金としています。無くなったら大いに嘆きますが、それだけ。
なので、金融資産の80~90%程度をソーシャルレンディングに入れています。
良い子はマネをしてはいけないと思います^^
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- 2018/06/29(金) 02:42:55|
- ソーシャルレンディングのお話
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