●読売新聞(ヤフーニュース)より、以下リンク
「「タンス預金」増え、個人保有の現金初の100兆円突破…前年比5・2%増」この記事で言うタンス預金は、記事内に記載があるように
”個人(家計部門)が保有する現金”であること。
実際にタンスの中に現金がある訳じゃないのは、まぁ、当たり前です。
お財布にあろうが、タンスの中にあろうが、上記お金に含まれるということかと。
この低金利時代、銀行の普通預金や定期預金に預けようが、自宅で現金をそのまま保有しようが、大して変わりません。
普通預金なら、0.01%だって多い方で、0.001%だってあります。
定期預金だろうが、その金利は1%に遠く及ばず。0.1%にすら届いていません(0.02%~0.03%くらいが多いのかな?)。
100万円を預けて、0.01%なら100円の利子。更に税を約20%引かれるなら80円です。
コーヒーの1杯も飲めません(コンビニですら)。
正直、金額が大きい現金を自宅においてあると、セキュリティー的に危ないでしょう?
という感想くらいしか。
穿った見方をするなら、亡くなったときちゃんと相続税の対象としてカウントしてるよね?
と思うくらいでしょうか(何千万円ものタンス預金でもなければ関係ない話でしょうけども)。
それくらい。結構、どうでもいいかな?と思う程度です。
この記事を読んで思うのは2点。
1つは、”数字マジック”だよねということ。
日本人、1億2000万人から考えて100兆円のタンス預金があったところで、1人約83万円。
1世帯4人いたとしたら、300万円以上のタンス預金があるとでも?
あるところに非常に多くのタンス預金があるだけで、平均すればということでしかなく。
この手の話を読む場合、その分布、中央値などで見たほうがいい。
全体だけで見ることには、全く意味がないと思います。
もう1つは、記事内の以下の点。以下、引用。
株式なども含めた家計部門の金融資産残高は、2・9%増の1948兆円と、過去最高を更新した。
金融資産のうち、「現金・預金」が54・2%と半分以上を占めた。株価の上昇を背景に、「株式等」は0・7%増の198兆円、「投資信託」は5・1%増の78兆円となった。
現金・預金が好きですね!本当に!
別に現金や預金で持っていたからといって問題になることはありません。
ただ、もう少しポートフォリオを考えてほしいと。
1000万円の金融資産があるとして、
そのすべてを現金や預金で保有するのではなく、
例えば半分は現金や預金、20%を株式、30%を投資信託といった、ある程度金融資産を分散させて持った方がいいのでは?と
上記の比率は例でしかありません。
現金や預金の比率を大きくしてもいいでしょうし、逆に小さくしてもいい。
ただ、全額現金や預金で保有するのは、どうなの?と思ってしまいます。
理解した上で、全額現金や預金にしている人がどれほどいるのか?
マスメディアには、そういうところを調査して発表してもらいたいものですね。
ちょっと興味があります故。
●今日の1枚
マクドナルドでカフェラテがクーポンで10円引きだった(190円)ので、1杯。
コーヒーも50円引きでMサイズが100円だったので、同じく1杯。
ちょっと時間つぶしで入ったので、これで小一時間くらい滞在してました。
にしても、東京は緊急事態宣言が終わっていないのに人だらけです。
自分も人のことは言えませんが、むやみに外出しまくり。
卒業シーズンを迎え、学生も多く。
もう、誰も気にしていない。
結局、飲食店やサービス業の閉店時間を早めたところで、効果はあったのか?。
集団で、それも大声で話し合うような人たちを抑制する方法にすれば、時短なぞいらなかったのでは?と思ってたりも。

●おまけ
厚生労働省より、以下リンク
「新型コロナウイルス感染症について 国内の発生状況など」以下、グラフを抜粋。
結局、冬の寒い季節をして感染者が増えただけだったのでは?と。
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- 2021/03/17(水) 13:33:30|
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