投資をする際、自分のリスクに対する許容度を知っておくと便利です。
具体的に言うと、投資をしていくらの損(含み損も含む)を許せるか。
そして、含み損の場合、どのくらいの期間、大丈夫かということ。
上がっているうちは、余剰資金どころか、必要な資金までも投入してしまう人がいます。
また、借金をしてまでやってしまうような人も。
市場の先行きが必ず読める人なんていません。
なので、大きな損失を伴う市場の状況をして、、
ま、そのうち上がるから大丈夫さ~
と思うか、
やばい、やばい、やばい、やばい、やばい、やばい、やばい、もう詰む!やばい、やばい、やばい、やばい
と思うかでは全然違うということです。
リスクの許容度に深いつながりがある項目の2つとして、
・ボラティリティの大小
と
・投資に投入する総額(または、全資産との割合)
は大きな項目であると考えています。
ボラティリティについては、以下を参考にしてもらうとして。
●SMBC日興証券の初めてでもわかりやすい用語集より、以下リンク
「ボラティリティー (ボラティリティー)」簡単に言うなら、
価格変動の振れ具合の大きさです。
ボラティリティが大きいというと、原油ETFのように何倍になったり、何分の1になったりするような金融商品
ボラティリティが小さいというと、世界各国へ分散投資をしているETFような商品。大きな値動きが非常に少ない金融商品
ボラティリティが大きい金融商品は、一発大儲けがある反面、大損を被ることだって珍しくもありません。
maneoおよびmaneoファミリーの延滞ファンドなんかは、あたかもボラティリティが低く安定した商品のように見えたけれども、実際には、ボラティリティが超大きな金融商品だったのかもしれません。
今となっては、多くの人が認識しているかもしれませんが、1つの企業や不動産に対する集中投資です。
それが大きく利益に繋がることも多かったのでしょうが、今のように甘い見積もりで資金を投入した結果、延滞やデフォルトといった涙なくしては話せないようなものもあります。
初心者だからといって、金融市場は、手加減なんてまったくしてくれません。
言葉巧みに美味しい話をされて投資をするにしても、まずボラティリティについては考えておきたいところです。
それは、集中投資になっていないか?法整備が整っている金融商品なのか?資金の流動性はどうなっているか?などなど
一度失敗して、投資はもう懲り懲りと思わないよう、ボラティリティは本当に気にしてから投資をした方がいいと思う次第(重要なことなので何度も言います)。
※つみたてNISAが取り扱っている金融商品(多くは投資信託)で、一番手堅いものはボラティリティが小さいものが多いです。参考にしてみるといいかもしれませんね。
さて、投資をそこそこやっていくと、投入額も増えていき、評価額が数千万円や1億円を超える人も出てきます。
どんなにボラティリティが低い金融商品しか保有していなくても、総額が大きくなれば、上下する額も増えていきます。
金融商品にもよりますが、比較的ボラティリティが小さい金融商品でも1%やそこら動くことはあります。
まして、なんとかショックと呼ばれるような暴落イベントの場合、数%以上動くことだってあります。
100万円とか200万円で、例えば3%下がったというなら、その下げ額は3万円~6万円です。
う、大きく下がったなぁ、、、いたたた。と思う程度でしょう。
ただね、これがその100倍の資産だったら
1億円とか2億円の場合ともなれば、300万円~600万円も下げ額があるということになります。
いくらボラティリティが小さいといっても、300~600万円、それを1日の動きで評価額が下がると、あまり心穏かに過ごせません。
何千万円も稼ぐ人なら別ですが、個人投資家の多くは、普通のサラリーマンだったりします。
1日で、年収の半分!いやいやい年収と同額くらい動いた!それも下に!!
ということを気にしないくらい達観している人は多くもありません。
事実、リーマンショック時、自分の友人の1人は、それで投資から手を引きました。
ボラティリティに関係なく、含み損の多寡による撤退。
※もしかしたら、今はさすがに復帰したかもしれませんけど。こんど会う機会があったら聞いてみよう
投資に対するハードルは、それこそ前世紀より大きく下がりました。
投資をするにしても、本当に少額から投資ができ、そして手数料なども大きく下がっています。
簡単にでき、そして、ちょっと儲かるとずるずるとのめり込むことも。
投資は、簡単にできるようになったけれども、そんなに簡単でもないことは覚えておいた方がよいんじゃないかな?
と思っています。
ま、無くなっても致命的になりえない余剰資金であるなら、気軽な考えでも大きな問題になりませんからいいと思っていたりもしますけどね^^
●今日の1枚
日高屋で食べたかた焼きそば。
日高屋だけじゃないんですが、常日頃優待券を使っていないと、期限間際で大量に消費することになることも。
昔、松屋を最終日にご飯抜きで2人前頼んで、無理やり食べきったのは懐かしい思い出 笑
今、コロナ禍の状況で都内は、緊急事態宣言が延長されました。
なので、多くの外食は20時まで。そしてラストオーダーは19時だったり、19時半だったり。更に早めです。
日高屋に入ったところ、まだラストオーダーは迎えてませんでしたが、20時に閉店しますが大丈夫ですか?と。
大丈夫!だから早く料理作ってね^^ 笑
そしたら、いつもは10分以上かかる料理が5分かからずに出てきた(その頃には客も数人だけでしたが)。
早く食わねば!と食べ始めたときに撮った1枚です。
なお、食べ終えたは19時58分。2分を残して食べ終わりました。
ただ、楽しんで食べるというより、早く食べねば!が先行しすぎて、微妙~。
牛丼屋も中華屋も人も、ただ食べるだけの個人客向けな店舗なら、22時くらいまで営業して欲しいところ。
なかなかねぇ。一律になるのもわかるけど、もう少し緩めでもいいと思うのですよ(種類販売は、20時までとかでも)。
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- 2021/03/03(水) 20:26:52|
- 投資の話
-
-
| コメント:4
けむけむさん
お世話になります。
ソーシャルのリスクとリターンを計算したらどうなるのでしょうか?
株でも最悪ー40%下がりますが、ソーシャルは最悪ー100%になります。
株のリターンは最高数十%になりますが、ソーシャルは最高10%です。
この時点で、このソーシャルの世界は破たんしてます。
普通は投資しませんよね。
一方我々投資中毒者は、一晩で数百万溶けたことも経験済み
今回の中でも気が狂わずに生きてます。
石油にかけたけむけむさん、私は石油は振り落とされて
銀行とソフバン、REITで補填した去年でした。
もう当分良い相場は来そうにない。けむけむさんの読みがちですね。
私は読み負けました。K相場、初めての経験です。
HIS,商船三井持っていたら今大勝でしたね。
でもたらればは、この世界では通用しません。
私は、この年でこつこつ投資のみにしました。
今から20年積み立ててどんな未来があるかわかりませんが、
一番疲れない投資であるのは確かなようです。
個別株は、よほどのことのない限り禁じ手と決意してます。
SLを人より早く知ったことを今さらながら後悔してますね。
人より先に知って、動いて自爆ですよ(笑)
楽しい人生になりそうですね。
でもけむけむさんも仲間ですから、お会いしてませんが
親近感が生まれます。
- 2021/03/03(水) 21:31:39 |
- URL |
- あっちゃん #HfMzn2gY
- [ 編集 ]
> あっちゃん さん
”SLを人より早く知ったこと”
本当に、これそう思います。
もう2~3年遅ければ、引っかることもなくと。
まぁ、タラレバの話なので、笑ってスルーするしかないのですけどね。
※タラレバを言うなら、リーマンショック直前に売却し、底で買っていたら、資産5億円くらい行ってたでしょうから 爆笑
難しいからこそ、未来が読めないからこそ、楽しみつつ、注意して投資活動を継続していきたいものです。
願わくば、資産が増えてくれますように~と行ったところでしょうか。
※ どこか遠い未来、なにかの投資イベントの帰りにでも飲み会などできれば面白そうですけどね。コロナもありますし、なかなか難しい話だと思います。
- 2021/03/03(水) 22:03:49 |
- URL |
- けむけむ #RaJW5m0Q
- [ 編集 ]
けむけむさん
お世話になります。
いつかお話ししたいですね。
少なくともワクチンを打ち、コロナがインフルエンザ並みに
なってからですね。
人生の1ページとして一度話しても面白いでしょうね。
金融の話で一晩は、話し続けるでしょう。
いずれ、オファーさせていただきますね。
- 2021/03/04(木) 06:35:37 |
- URL |
- あっちゃん #HfMzn2gY
- [ 編集 ]
> あっちゃん さん
いつになるか分かりませんが、そのころどんな投資しているかな~?
いつも新しい投資手法を模索しているか、それとも個別株オンリーになっているか。
楽しみです^^
- 2021/03/04(木) 17:46:22 |
- URL |
- けむけむ #RaJW5m0Q
- [ 編集 ]